2010年2月14日

冒険の果てに…Preslopダンス祭 その1 8/16@シゲットマルマツエイ→プリスロープ→モイセイ

7時半発の列車に乗るために、5時半起きです。ところが、ドミトリー(相部屋)で12時ごろにチェックインしてきたおっさんのいびきがすごい!ごぅごぅごぅごぅ・・・ごぅごぅごぅごぅ・・・

もちろん寝れない。

結局、寝たのは2-3時間。眠い目をこすりつつ、お茶だけ飲んで4泊したシゲットを出発です。今日の最終目的地はお祭りがあるPreslop峠、宿は麓のBorsaに取る予定。行き方も正直よくわからないんです。とりあえず、シゲットから列車があるViseu de Josへ向かいます。

朝は長袖を着てもまだ寒い。震えながらガラガラの列車に乗り込みます。
この列車、外見だけでなく中身もぼろい。。しかも、暗くて寒い。2人でノルウェイ国鉄でもらった毛布をかぶります。
列車から見てても木造教会はちらほらあります。手入れが行き届いていて美しいです。特に朝は霧が出ていて、霧をまとった木造教会はいいもんです。山の中をひたすら列車はものすごく遅いスピードでとことこ行きます。まあ田舎なんで、遅いんです。
無事にViseu de Josに到着。長い時間乗っていた寒くて暗い列車からふらふら降りると「Oh!Keiji!」
シゲットの宿で一緒だったオランダ人カップルのスーザン&マタイコンビと再会!彼らはこの近くを走っている蒸気機関車に乗ったんだとか。何かと彼らとは縁があります。
なんだかまた会える気がします。

歩いていると一人も乗ってないハイエースが通りかかります。聞くとこれはミニバスで隣の町Viseu de Susに行くらしい。しかも、Viseu de SusからはPrislop峠の麓の街、ボルシャ(Borsa)のひとつ手前、モイセイ(Moisai)へもバスがあるらしい。
早速、ミニバスを捕まえてViseu de susへ。この運転手の兄ちゃんはお金を受け取らず、親切にモイセイ行きのミニバス乗り場まで乗っけて行ってくれた。なんていい人!更にミニバスに乗り継いでモイセイへ到着。

モイセイの広場で子供たちが踊りの練習をしていました!彼らは今日のPreslop Dance Carnivalで踊るんじゃないかな??ちょっと盛り上がってきました。
その場でボルシャ行きのバスを探したけどすぐに見つからなかったので予定を変更!モイセイで宿を取ってでかいバックパックを置いてPreslop峠に行くことにします。宿を探すこと10分。すぐにベラ・ルーシという宿が見つかりました。パッと見ると普通の家です。
のりのいいおばちゃんがやっているお宿で、1Fはレストラン。部屋を見せてくれるか?とジェスチャーで尋ねると、おばちゃんは自信を持って「OK!」
そして彼女はすっと「英語-ルーマニア辞典」を手に持ちこれがあれば大丈夫!って感じで案内してくれます。そう、ここは田舎だから宿をやっている人でも英語はほとんどできないらしく、辞書を使って話すらしい。
その心意気が嬉しいね。値段や晩御飯・朝ごはんについて質問しても結局、ジェスチャーと片言のフランス語・イタリア語でなんとなくわかりました。辞書は使わず・・・

ツイン1泊80レイ(2700円)、晩御飯20レイ(670円)、朝ごはん10レイ(340円)を前払い。荷物をおいて目指すはPrislopダンス祭!Prislop峠を目指します。村にはポスターも張り出されていて、早くも盛り上がっているようです。

ヒッチハイクを再開するとすぐに止まってくれた。これが結構ごつい男3人組!最初は少し怖かったけどさすがラテン系。とても陽気で親切。どうも炭酸水を作る工場に勤めているらしく、車の中には水のペットボトルがごろごろ。僕らにもペットボトルをくれました。3人連れでお祭りに彼女でも探しに行くんでしょうか。

ボルシャの街を抜けてPreslop峠目指して山をぐんぐん登ること20分ぐらいで大渋滞。みんな車を降りて歩いています。
結局、渋滞しているから歩いたほうが早いと、男3人組に薦められ歩きます。
歩くって言っても道路以外にもショートカットで道路脇の山道みたいなところをよじ登ります。
歩いているうちに地元の人が増えてきました。観光客なんて全然いません。早くも盛り上がっている民族衣装の人たち↓
男も女も、老いも若きもみんな山を登って登って登るんです。素敵な眺めがありますが、しんどいよ。
よじ登りよじ登りして、だんだん木がなくなり、柵を越えるとすぐ教会が見える!
人も集まってる!祭りだ!
この先長くなるんで、2回に分けます。写真が多いし。ではまた明日。

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