2009年7月3日

砂漠の街へ 3/30 ジョードプル→ジャイサルメール

今日はタール砂漠入口のジョードプルから、砂漠の真ん中オアシスの街ジャイサルメールへ向かいます。
朝はまだ6時にホテルを出発してバススタンドへ。
チケットは宿で既に手配してもらっていたので問題ないのですが、バスのお腹に乗せる荷物でトラブル発生。
これまでバスによっては荷物代として1つ5-10ルピーぐらい取られていました。
が、ここの車掌は1つ20ルピー、2つで計40ルピー払えと言ってくる。
バスによって料金は違うのわかるけど、2倍も違うのはちょっとおかしい。
そんなに払えないともめること10分ぐらい。

ちょうど声をかけてきたホテルの客引きの人にも手伝ってもらって、なんとか1つ10ルピーで解決。
僕らのすぐ後に来た山のような荷物を抱えたインド人家族がやってきて、荷物代でもめてた。
結局、更にやってきた他のお客とも揉めてバスの出発時間が遅れる。

どうもこのバスの車掌はトラブルメーカーらしい。
観光客だけじゃなくて、相場を知ってるインド人にも吹っかけてるみたい。
助けてくれた客引きはなんと到着地ジャイサルメールのホテルの客引きなのだ。
彼が言うには、ジャイサルメールはホテルが多すぎて客引き合戦が凄まじいんだとか。だから、バスが出発する前にもうホテルを紹介すそうな。
とりあえず、彼の紹介するホテルに行くことにする。

バスは砂漠の中をどんどん進み、ちょこちょこある村で地元の人を乗せたり降ろしたり。
ラジェスタンらしく白い服に口ひげ、ターバン姿のおじさんたちが多い。
若者はターバンをほぼしていない。やっぱり世代があるのかな?
Tシャツを着てる人が多いです。

無事ジャイサルメールに到着。
窓から見えるリキシャを「ここのリキシャは大きいね~」なんてのんびりしたのは束の間、ものすごい勢いで客引きたちが動いているバスに乗り込んでくる。
↑大きめのリキシャ
まだ停車してないのに信号とかで止まると勝手に乗り込んでくるのだ。
途中から、約束してたホテルの人が迎えに来てたけど、バスから降りると、凄まじい勢いでリキシャマンに取り囲まれる。
殺気立って怖いぐらい。
とうやら本当にジャイサルメールはホテルが多すぎて過当競争になってるようだ。
観光客の取り合いも激しくなっていて、僕ら以外のバスのお客さんも手当たりしだい声を掛けられてる。
バスまでお迎えに来てくれたラジュ君のホテルは新築。
↑室内もこんなに清潔
300ルピー(600円)と値段も妥当なのでここにします。なんと、部屋から砦が見える素敵な眺めです。
とにかく眠い。夕方まで一眠り。

屋上で涼みながら眺めを見ていると先ほどのラジュ君がやってきてキャメルツアーに行かないかと誘われます。
僕らはジャイサルメールにはキャメルツアーをするために来ているので、値段を聞くと、ちょっと高い。他の値段も聞くと先送りすると、どんどん値段が下がります。
こりゃもっと下がるな~って黙ってると最初は2人5000ルピーだったのが、2人4,000ルピーに。
沈黙は金とはよく言ったもんです。

ラジュ君と話してると、やっぱりジャイサルメールはホテルが乱立してるらしく、お客を取り合いなかなかビジネスが大変なようです。

いろいろアドバイスをしてあげるとかなり喜んでいました。
とにかく、口約束じゃなくて固定価格でプライスリストを作ることが外国人観光客には効くと思うよというとかなり感激している様子。
なんと彼にはプライスリストという概念がそもそもなかったようです。
日本人がジャイサルメールで商売をやったらぼろもうけできそうな話です。
インドで困るのは料金相場がわからないのと、料金表示がないことです。
ホテルやツアー料金もちゃんとしたところでも結構料金表示はなく、聞くと口頭で教えてくれます。
交渉すると半額ぐらいに下がることもあります。
値引きはいいけど、毎回交渉するのは正直しんどいし、相手を信頼できなくなります。
なので、相場よりちょっと高めだけど、ちゃんと料金表示をして値引きしないでビジネスをやれば観光客としては結構助かるのです。
彼に紹介してもらったレストランで夕食。
久しぶりにマトンカレーやほうれん草チーズカレーを注文。
辛さを控えめにしてもらっていい感じにマイルドで美味しく食べれました!Good!TRIOというレストランで、一応ジャイサルメールで一番有名らしいです。
緑のカレーはほうれん草カレー。

宿に戻るとラジュ君が待ってて、いろいろビジネスについて教えて欲しいとのこと。
星がめちゃくちゃ綺麗な屋上でゆきとけいじ、ラジュ君の3人で勉強会。
ラジュ君には
かれは感激して、メモを取って質問攻め。
最後にしっかりキャメルサファリの申し込みもしてしまいました。
結局、2人で1泊2人3100ルピー。1人1匹のラクダで自分で操れるそうです。
楽しみです。
おまけ
宿からの眺め。街の上にそびえる城壁が綺麗に見えます。

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