ただ、映画化された時に容疑者X役が堤真一だったのが納得いかないようです。
小説だと、小太りで暗めのさえない中年数学教師なんだとか。
そんなことを話しつつ、1Fに降りていくと、Hotel Sakuraのオーナーから話しかけられます。
「ジャイプールのホテルは決まってるかい?」
「まだだよ。ガイドブックに載ってる所に行こうと思ってるけど・・・」とか、何とか話しているうちに、おじさんがジャイプールの安いホテルを紹介してくれました。
しかも、インターネットは1時間無料+バススタンドまで迎えに来てくれるとのこと。
好条件なのでオーナーにお礼を言います。
考えてみたら我々はアーグラで彼の言うとおりに素直に動いています。
恐るべしMr.アーグラ!
7時半のバスに乗り込みます。乗客は我々以外みんなインド人で、満席状態で出発です。
冷房はないけど道がわりと整備されていて快適です。
乾いたインドの大地を走り抜けること3時間。ちょっと休憩がありました。
クッキーとジュースを買うと、定価の3倍ぐらいを請求されます。
他のインド人もぶつくさ言いながら支払っているところを見ると、このお店はバスの乗客相手に高値で売りつけているようです。
我々も食事も食べてなかったので、売り子に文句を言いながら支払います。くやし~~。
これから移動のときは食べ物を買い込んでいこう。
そして、またまた走ること4時間ほど。ジャイプールの街に到着です。
また新しい街にやってきました。これまで通ってきた街よりも大きそうです。
何回か街の中に停車して、インド人乗客が少しずつ降りていきます。
停まるたびにリキシャマンが勝手にバスに乗り込んできて、「もう終点だから降りろ!リキシャに乗りな」などと言ってきます。
なんだかおっかない街にやってきた感じです。
終点のジャイプールのバススタンドに着くと、典型的なインド人のおじさんが迎えに来ていました。
「ケイジュ?」ん?と彼の持っているメモを見ると、我々の名前が書いてあります。
紹介されたゲストハウスの人みたいですが、ケイジュって。。
彼は我々の荷物を運んでくれてオートリキシャに乗せてくれます。
バススタンドの中では、リキシャの乗り入れをしないように警察が見張っています。
さすが観光地!ぼったくりも多いんでしょうか。
ホテルまで3分ぐらい。中はまぁまぁ綺麗で、ネットも1時間フリーで日本語も使えるとのこと。
まだ新しいゲストハウスで壁を塗ったり、屋上で何かを作ったりしています。
問題は部屋代ですが、交渉して1晩450ルピー(900円)にまけてもらいます。
部屋を案内してくれた兄ちゃんもイケメンでした。
ジャイプールは旧市街地の街並みがピンクで統一されていて、ピンクシティとして有名です。
今でもマハラジャ(インドの地方領主、王様)やその一族が暮らしています。
インド独立後民主化した後は、もうマハラジャは権力は持っていないのですが彼らの財産や宮殿が見られるのです。
ジャイプールの情報をゲットしに駅にあるツーリストインフォメーションへ。
話していると州観光局主催の今夜イブニングツアーがあるそうな。
ライトアップスポートを回って、普通のツアーでいけない場所を回るそうな。
夕食込みで250ルピー(500円)。
ジャイプールを含むラジェスタン州は観光に力を入れてるみたいですね。
これまでのインドの街とは違います。
まだ3時なんで7時の出発まで時間があります。
ガイドブックに載ってるSOMAというショップに出かけます。
このお店がとてもインドっぽい布のお店で、清潔でサリーなどの洋服、カーテンやテーブルクロスやバッグなど綺麗な店内にたくさんあります。
我々は(とくにゆきが)このお店が気に入りましたが、時間がないので、また今度来ることにしました。
カードも使えるし。Let's おみやげ!
(SOMAはこんなにおしゃれ!
SOMA:http://www.somashop.com/)
駅のツーリストインフォでツアーバスを待ってると受付の兄ちゃんが話しかけてきます。
「今度の休みにバンコクに行くんだけど、、、」
バンコクのお勧めスポットを教えて欲しいとのこと。
更に話を聞くとゆきの前では話しにくい様子・・・どうやらエッチなスポットを教えて欲しいらしい。なるほど。。。
インドはそういうのが厳しいのでバンコクで発散するようです。
まあ、確かに女性が足を出すのもダメな国にいたらストレスが溜まるのかな。
しかし自分達でそういうシステムにしておいて、なにを今更。
しかも、そんなことを初対面の日本人に相談するなよと言いたい。
そうこうしているとガイドさんが迎えに来てくれていざイブニングツアーに出発です。
こんな、いかにも観光客っぽい上が空いたバス(ジープ?)です。
まずはジャイプールのライトアップされている観光スポットを回ります。こんな感じ!
イブニングツアーはとても快適で、いかにも「観光」してる感じです。
これまでインドで観光していると常に物売りや、いろんな売込み、物乞い、といろんな人が声を掛けてくるので正直、集中できません。疲れるし。
こんな風にバスから観光をしているとあっちこっちから声をかけられないのでとっても楽です。
そして、夕暮れ時の空の色が本当に綺麗。鮮やかな藍色をしています。
高い建物がないので空が大きいのです。
街中を走り抜けて郊外のアンベール城へ。
ここはライトアップが見事だそうで、確かに山全体がお城になっていて、迫力満点です。
ところがカメラの撮影ポイントに着いたとたんに停電!
今度は逆に見事に真っ暗!お城の中を動く懐中電灯の明かりがちらほら見えます。。。
残念。テンションがちょっと上がってきていたガイドさんも、無口になってしまいました。
10分ほど待ちますがライトアップは復旧されず、、、ガイドさんも落ち込みつつ次のスポットへ向かいます。
今度は最後のスポット、街の真上にあるアンベール要塞です。
ここは州観光局のホテルがあり、そのレストランで夕食なのです。
真下にはジャイプールの夜景&空は満天の星空!美しい!最初からこんなものを見られてツイてる!
ちょっとジャイプールが好きになりました。
明日も楽しみ。
0 件のコメント:
コメントを投稿