2009年5月30日

いよいよタージマハルのアグラへ 3/17 カジュラーホ→ジャンスィー→アーグラ

しばらくのんびり旅行をしていましたが、いよいよ北インドのインドの目玉、タージマハルのある
アーグラ(Agura)へ向かいます。

今日はバスでジャンスィー(Jansi)へ、そこから列車に乗り換えてアーグラ(Agra)へ。
カジュラーホのバススタンドから7時のバスに乗ったのですがこれが結構ぼろい。
一応、デラックスバスらしいのですが、、、

そして、またよく揺れます。
でも、1人120ルピー(240円)だから文句は言えません。
おじさんや大学生が話しかけてくるけど、揺れるし音がうるさいしであんまり話ができません。
ジャンスィーまで約4時間揺れ続け、やっとこさ到着です。

本当はこのバスはアーグラまで直通なんですが、全部通して乗ると11時間掛かるそうです。
そこまで乗るのはちょっと無理。 ここで列車に乗り換えてアーグラへ行きます。
4時間乗っただけで既に何も食べてないのにちょっと気持ち悪いです。 酔ったかな?

ジャンスィーのバススタンドがものすごいことになっています。
いたるところに人と車、バス、リキシャが溢れています。
普通、バススタンドはバス以外は入れないようになっているのですが、ここは関係ナシのようです。
もう嵐のようにあらゆる乗り物がクラクションを鳴らしまくり!
こりゃ戦争ですな。

乗り込む人、物売りを押しのけてバスから降りて、チャイ売りやリキシャマン、他の乗客を押しのけて
バスのお腹から荷物を取り出します。
少し落ち着いて控えめにぴったり付いてきたリキシャマンと交渉して40ルピー(80円)で列車の駅まで行ってもらいます。
彼は無口で、意外と親切、荷物も運んでくれてます。
この喧騒に負けていた我々にはちょっと素敵に見えちゃいます。ありがとう!
無口なインド人って輝いて見える!

ものすごい喧騒はバススタンドだけで、そのほかのエリアはいたって普通の街です。
ちょっと駅は遠かったけど、無事に到着。
駅の構内に入ろうとすると、別のリキシャマンが声をかけて来ます。
リ:「どこに行くんだ!」
け:「列車に乗るんだ。その前にランチ食べるから、リキシャには乗らないよ」
リ:「ランチは街の中心部で食べよう。駅の食堂はターリー(定食)しかなくてまずいぜ!リキシャに乗れ!」
け:「いらないよ!じゃあね」
って、駅に入って食堂に入ると、なんだかおじさんの言ったとおり、活気がありません。

メニューにあるものは軒並み材料がないらしく、あるのはべジターリーとエッグカレーのみ。
べジターリーを注文したものの、これがまずい。
辛いとかじゃなくて、水っぽいんである。
うーん。まずい。悔しい!
リキシャマンもたまには本当のことを言うんだね。

なんと、駅構内には女性用のトイレがないことが判明。
この後も、駅の中には男性用トイレはあるものの、女性用はほぼないか、あっても使えないことが多いです。
インドの女性はトイレをどうしてるんでしょうか。。。謎です。

3時の列車、その名も「Taj Express」
今日は寝台ではなく、エアコン付の普通の座席車両です。
乗り込むとどうやったらこんな風になるんだってぐらい車内の座席がぐにゃぐにゃに乱れています。
新幹線みたいに座席が進行方向を向いていて、通路の両側に座席があります。
この座席が壊れてたり、斜めに曲がっていたり、ガラスにひびが入って割れかけてたり。。。
なんだかものすごい車両です。
使えりゃいいじゃん!ってことなんでしょうか。。。

インドに慣れてきて許容範囲が広くなっている我々はまあいいじゃんって座って快適な旅を楽しみます。
なんせ揺れないのがいいね。

アグラ到着が19時ごろ。 アーグラは客引きが凄まじいらしいので警戒が必要です。
早速、列車から降りるとホームの上からタクシー運転手が声をかけて来ます。
放っておいて取り急ぎ、駅のツーリストインフォメーションへ。
プリペイドリキシャの乗り場と地図をもらい、街へ出ます。

すると、さっきから付きまとっていた運転手だけでなく、ものすごい数の客引きが押し寄せます。
さすがタージマハルのある街は客引きもものすごい。怖いぐらいです。
夜の暗い中、20人ぐらいのリキシャマンに取り囲まれてワーワー言われます。
100ルピーだ!俺のリキシャに乗れ!
1人だとパニックになりそうです。
なんとかプリペイドリキシャのチケット売り場へ到達。
彼らも必死なのはわかるけど、言われるほうはちょっときついぜ。
プリペイドリキシャは公定価格。
安宿街へ52ルピー、このチケット売り場には警官がいます。
不正をしないように見張ってるんでしょうか。
ふんぞり返っている割には取り囲まれて困っている我々を助けてはくれません。。。

結局、プリペイドリキシャに乗ってMaya HotelというホテルへGo!
リキシャマンと話しているとタージマハルは朝一6時がいいとのこと。
9時以降になるとツアーの団体客が押し寄せて、ものすごい人の数になるらしいのです。
ふむふむと聞きつつ、ホテルへ到着。
部屋は素敵。久々のホットシャワーもあるだけあって、予算オーバーです。

ところがここのオーナーはなかなかのやり手で、説得の相手をけいじではなく、ゆきに絞ったようです。
「他のホテルは安いけど、汚いよ。ホットシャワーもないし」
ゆきも頑張って反撃します。
「でも、高い。予算が大事だからちょっと負けてよ。3泊するから!」
ということで、600ルピーが450ルピー(900円)までディスカウント。

段々、交渉にも強くなってきました。今はオフシーズンらしくどこもホテルは苦しいようです。
チェックインの手続きをしているときにオーナーが「レストランでビール飲みなよ!」
ビールがあるんだ!なんていい宿だ。

結局、ホテルにくっついている素敵なレストランでディナー!
左がパラックパニール(ほうれん草チーズカレー)
右はベイガンカレー(ナスカレー)


久しぶりのビールを堪能しました。うまい!ちょっと贅沢して400ルピー(800円)

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