2009年9月24日

ウズベクバレエ 6/5@タシケント5日目

今日も朝ごはんはウズベクパンです。
これはなかなか美味しい。
もちもちしていてるのです。
ウズベク語でNon。インドのナンみたい。


料理だけ見てるとウズベク料理はトルコ料理に似てる気がする。
麺類と餃子もあってちょっとだけ中華の要素が入っているのが中央アジアっぽい。


昨日見つけたAirBalticの利用をベースにおいて、もう一度今後のルーティングをする。
いろいろ2人で考えて、あんまり使えない2004年版ロンリープラネットも参考に。
中庭でお茶を飲みながら考えること30分。。。ついにできた!

ウズベキスタン国内はタシケント⇒サマルカンド⇒ブハラ⇒ヒヴァ と回ることにして、最後はまた24時間かかる夜行列車でタシケントに戻る。
そのまま空港に行って、深夜2時のフライトでヨーロッパを目指すのだ。


ということで、列車&フライトのチケットを買いに行きます。

まずはウズベキスタンスムを作る必要があるので、ヤミ両替商を探します。

市場の正規の両替所の前でうろうろしていると、早速ヤミ両替商が声をかけて来ます。
レートはこれまでで一番良くて、1ドル=1750スム
正規レートは 1ドル=1480スム
100ドル替えたので、175,000スム。
正規レートよりも約30,000スム(20ドル)お得です。
ただもらったのは、1000スム札が175枚。2人で必死に数えます。


なんだか無駄にお金持ち気分!


おしゃれネットカフェTROYでAirBalticをネット購入。
ちなみに、ウズベキスタンのPCはロシア語のアルファベット表示。
まったく読めない。。。


タシケント⇒ベルリン(リガ経由)が1人213ユーロ。ウズベクエアより3-4割安い。
いいね~。さすが格安航空会社!
ラトビアのリガを基点に旧ソ連以外にも中欧・東欧を中心にかなりの路線があります。
Air Baltic: http://www.airbaltic.com/



お次は列車!列車のチケット予約センターへトラムで移動。
ロシア語&ウズベク語表記の時刻表と、英語が下手だけど親切な窓口の人に助けられて、無事列車を発見!電車があってよかった。

インドと違ってウズベキスタンは列車自体があんまりない。
曜日ごとに別れていて、1日10本ぐらいしかない。

その割に、やたら立派な列車予約センターがある。お客さんも少なくて、皆ヒマそう。
購入窓口に並んでいると、前の人たちはみんないらいらしている。
どうも今買っている人がかなり長い。
聞くと、なんと130人分の列車チケットを買っているとのこと。

パキスタンからのツアー客らしい。
パキスタンにも旅行するほど余裕がある人がいるのか??
130人分手作業でやっているので遅々として進みません。
社会主義っぽい!なんて悠長なことは言ってられません。。。

そして、買っているあんちゃんは足元のスポーツバック(縦25cm横80cm深さ25cmくらい?テニス部の人とかが持ってるやつ)からなんと大量の札束を出します。
これが次から次にでるでる!
スポーツバック1つ分のスム札を持っているようです。
銀行強盗でもしてきたんかいな。。
ちなみに、時間はまだかかる模様。。。
僕らも1時間待ったけど、お腹減ったからあきらめた。。。明日また来ましょう。。。

ゆきの希望でバレエを見ることに。
タシケントではたくさん劇場があって、毎日オペラやバレエが見られる。
チケットは1人4000スム(270円)。演目はチャイコフスキーの白鳥の湖。

とりあえず腹ごしらえ、ということで近くのレストランで食事。
ピラフ(ウズベク語でプロフ)とケバブ+ソース+ヨーグルトのお料理を!
第一印象はあんまり美味しそうではないのだけど、食べるとGood!
肉にヨーグルトをかけるなんて新食感なんです。(左側の肉料理のお皿、手前の白いソースはヨーグルト)

ついに18:00からバレエ開始。
けいじは一応ジーンズに襟付きシャツ、スニーカー、ゆきはワンピースで問題なく入れた。
ドレスコードはそんなに厳しくない。

ちなみに会場は格調高い素敵な建物です。
客は7割ぐらいの入りで、ドレスアップしてる人や花束を持ってる人もいる。

劇場は赤いじゅうたんが敷き詰められていて、いい感じ、ソファもふかふかです!
肝心のバレエは美しいのですが、ちょいちょい適当にやってるバレリーナがいて目に付く。
舞台上でおしゃべりしてたり、動きを間違えたり。。

主役はさすがに上手で美しい。
舞台に立っているだけで何かが違う。美しいんです。
同じ人間で同じ手と足をもってるのにこんなにも違うなんて。。。

2人ともすっかり影響を受けてしまいくるくる踊ってる気分でホテルに戻りました。
ウズベクの夜は早くて暗い。
地下鉄も9時ごろにはもう人も少なくて、終電みたい。
安全とは聞いているけど、ちょっと不安になります。
でも、珍しいものが見れて良かった。ツイてる!
今日は美男美女の踊りを見て、明日はごつい男のボール蹴りを見るのだ。
タシケントではいろんな経験ができる!


おまけ
ウズベキスタンのトイレットペーパー。
ガイドブックLonely Planetには「ウズベキスタンのトイレットペーパーは典型的な旧ソ連製で、紙やすりのようだ。」
「お尻の危機!」と、びびっていた僕ら。
実際は硬いもののヤスリほどではありません。

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