2009年8月9日

島巡りとカタカリダンス 5/8 inコーチン

昨日の疲れが出て、結構ゆっくり寝てしまいました。
暑くて食欲もイマイチなんで、明日の夜のバンガロール行き列車チケットを買いに行きます。
無事に窓口で購入。今回も夜行、SL(3等エアコンなし)です。
ついでに、バンガロールから次の目的地ハンピまでのチケットも購入。
これはウェイティングになっちゃいました。まあ、まだ日があるから何とかなるやろ。
インドの列車移動にも慣れてきました!

駅近くの食堂でゴハン。食べ放題のミールス、マトンカレー、パロタ(美味い!)
これで144ルピー(290円)。
写真がないんですが、美味しい上に、マンゴージュースを頼んだら絞りたてが出てきました。いいね~。
南国っぽい。

南インドは飯がうまいし、肉も魚も食べるので比較的旅がしやすいです。
だましてやろうって人が少ない。交渉事が少ないととっても楽です。

その証拠に、リキシャに乗るときに、交渉せずに乗れるんです。
観光客プライスじゃなくて、普通のインド人プライスです。なかなかびっくりです。
いっぺんにコーチンが好きになりました。

コーチン観光の目玉は島です。島へはジェッティーと呼ばれる船で渡ります。
ジェッティーから観たコーチン。

インド人からしても、人気があるらしく、インド人観光客がたくさんいます。
関西人が神戸に遊びに行くようなもんかな?

ジェッティーはこんな船。片道2-3ルピー(4-6円)。とにかく安い。


歴史的に南インドの有力港として発展してきたコーチンは今もフェリーや客船など多くの来航があるそうです。
だから、キリスト教徒も多いし、中華料理もある。ポルトガルの占領時代の遺産もあります。南インドの外への玄関口なんでス。ヨーロッパ人で初めて喜望峰を回ってインドに到達したバスコダガマのお墓もあります。
のんびりした島の中でぶらぶら観光していたら、チャイニーズネットを見つけました。これがコーチン名物。こんな仕掛けで魚取れるのかな?って観てると、ぐぉーって網が上がります。ちょろっとだけ小魚が取れていました。僕らもお金を払えば使わせてもらえるようです。。。

沖では漁師が船を操っていました。チャイニーズネットより魚が採れそう。
他にもサメやエイ、マグロなどいろんな魚を売ってます。みんな日本語も上手に話します。日本人来てるね!!
島はお互いに橋で結ばれています。のんびりぶらぶらハガキを買ったりしてるうちにちょっと暑くなってきたので陸に帰ることにします。

島の中はいろんな様式の建物があります。インド風、ヨーロッパ風、中国風。
でも、植物は南国!

ド派手な看板。スパイスで料理を作っているうちに魔人でも出てきそうです。ジャストポジションで昼寝中の人。おっこちたら痛そうです。。。
州政府観光局のオフィスで明日のバックウォーター半日ツアーに申込んで、カタカリダンスを見に行きます。リキシャマンに連れて行ってもらったのは観光客向けのところなんですが、客の入りがいまいち。。。
衣装の着付け&お化粧から見れるんですが、どんどん人から離れていく感じです。歌舞伎みたい!衣装は何枚も何枚も着込みます。暑そう。なんでも、このカタカリダンスはケーララ州独特のもので、このダンスを踊るカーストもあるそうです。

実際に、演じるところを見ましたがこれが本当に面白い!
基本的に1人で演じるのですが、派手なお化粧に似合って、大きな動きと豊かな表情で緑顔の一人の人がおじさんにも、赤ちゃんを抱いた母親にも、インドの神様にも見えます。
セリフ無し、音は太鼓と「はあ!」とか「よぉ!」の掛け声のみ。
それだけで、人だけでなく「雨」「怒り」「喜び」「赤ちゃん」「悲しみ」等など表現できるんです。
だから、言葉が通じない外国人の僕らにもわかります。
すごい!いままでこういうダンスや芝居をちょっと馬鹿にしてましたが、これはすごい!
変な話ですが、派手な衣装や化粧がなんだか歌舞伎も似ているかも。日本に帰ったら日本の伝統芸能を観ようと思う。

彼らは指も雄弁です。下の写真はハンドサイン。指の形で感情を表すのです。
残念なことに演目は1本で終わり。みんな「あれっ??もう終わり?」お客さんが少なかったんで、早めに終わらせたようです。。。むむむ、、

宿に帰る途中のレストランで夕食。コーチンはパロタだけじゃなくて、ライスも美味しい。いいね~~
フィッシュカレーとエビカレー、パロタとライスで138ルピー(270円)

0 件のコメント:

コメントを投稿