2009年8月3日

バターボール。。。 5/2 inチェンナイ

チェンナイの南、マハーバリプラムという街へ行きます。
行き方は、宿→バスターミナル→路線バスでマハーバリプラム。
マハーバリプラムには世界遺産が2つあるんです。

宿を出てオートリキシャを捕まえます。宿の人に聞いたら130ルピーぐらいとのことだったけど、150ルピーで乗れた。
インド人価格は無理でもギリギリまで値切ります。

着いたのはチェンナイのセントラルバスターミナル。昨日ネットで調べたらなんとアジア最大なそうで。確かに大きいです。幕張メッセぐらいあるのかな? バスターミナルの中はインド人で一杯です。ネパール、チベットと人が希薄なところにいたので人がたくさんいるだけでちょっと感動。

チェンナイは比較的、女性だけで移動している集団があります。
北インドではあんまり見られなかった光景です。北インドだと必ず1人男性がいるのです。
治安がいいのか、、イスラムの考え方がないのかな??

バスを待っている間にミルクコーヒーとスナック、昨日買ったバナナで朝食。
このコーヒーがとてつもなく美味しい。甘くて香ばしいんです。旅行に出てから一番うまいかも。これで1杯7ルピー(14円)口に入れるものがうまいと幸せです。
チェンナイ郊外に出るとITパークや企業のLab、大学がたくさんあります。
けいじの前職で取引があった会社も多いです。感慨深く見ていますが、ゆきはぐっすり寝ています。
「オンボロバス」って言葉がぴったりに合うバスです

バスでがたがた道を行くこと2時間。マハーバリプラムに到着。
一応、この街の目玉は世界遺産に登録されている海際にある「海岸寺院」と「ファイブラタ」なんですが、我々の目的は不思議な岩「クリシュナのバターボール」と「海岸で食べるシーフード」です。
だって、シーフード食べるの1ヶ月ぶりぐらいなんです。

海岸寺院を見ますがイマイチ。その後、ファイブラタを見に行く途中でインド人に話しかけられます。

Kumarさんという人は日本にもいったことがあると言う彫刻家だそうです。
話しているうちに仲良くなってバイクで案内してもらうことにしました。
ファイブラテを見ましたが、これだけの大きさのお寺5つとゾウや牛のゾウは全て1つの岩を掘り抜いたものなんだとか。その後、バイクでKumarさんお気に入りの場所へ。

風が通っていい感じです。彼の話を聞いているとやっぱり男と女のことに話題が行きます。
彼はどうも気になっている女性がいるらしいのですが、なかなかなんともいかないようです。彼は30歳、彼女は22歳。ご近所さんで、一度、「I Like You」と控えめに伝えると、「You are old」と言われちゃったようで。きついですね。
インドでは30歳を越えるとお見合いどころか、結婚も難しいのかなとなんとなく思いました。お見合いになると特にお金がないと厳しいしね。
バイクで「クリシュナのバターボール」まで案内してもらいます。なんとも不思議なことに、丸い岩が斜面に引っかかっているのです。昔の王様が、ゾウ7匹に引っ張らせたらしいけど、動かなかったそうです。その名もバターボール。
正面から見ると、
後から見ると↓ スパッと切られたみたいです。
横から見ると↓ 斜面に乗っかっているのがわかります。
日陰で物売りや他の観光客が休んでいます。
お決まりのポーズ!

なんとも摩訶不思議な変なものが世界にはあるもんですね。たぶん世界遺産にはならないだろうけど面白い。さすが「怪しい大国」インド!
周りにはインド人観光客やそれ目当ての物売り、占い師とかがうろうろしています。あんまり外国人はいないみたい。
なんとも暑い中、変な岩を見てます。ふーんおもしろい!

次にKumarくんが連れてきたのは彼の一家のお店。たくさん彫刻品を見せられます。
そう、彼はいろいろ言っていましたが彫刻屋さんの客引きだったのです。と、なるとこれまで話してきたことはどこまで本当なんでしょうか???
なんとなくリアルだったご近所さんとの恋は本当なんだろうな。
本職は彫刻家で、ヒマなときに気が向いたら客引きをしてるんじゃないかな?
いろいろ薦められたけど我々は買わず、、、Kumarくんはだいぶがっかりしたようです。
すまんね。ケチな外人もいるんだよ。

Kumarくんと別れて本命のシーフードを食べに行きます。お店まで約20分。
炎天下の暑い中をうろうろして、海際のシーフード屋を発見!飛び込んでビールを注文!出てきたビールが。。。。少しぬるめで。。。甘い。。。なんてこったい。

ゆきはエビカレー

けいじはマサラフィッシュ。「マサラ」ってのは、カレーとかスパイスという意味です。
久しぶりに食べる魚介に感動です。美味い。
満足して、またオンボロバスに揺られながらチェンナイまで戻りました。
変なもの、バターボールを見れて結構満足です!

0 件のコメント:

コメントを投稿