バナナをかじりつつタージマハルへ急ぐ。
さすがはタージマハル。入場料が恐ろしく高い。
1人750ルピー、つまり2人で1500ルピー(3,000円)。
僕ら2人の1日の予算と同額。。。
でも、なんせタージマハルなのだ。
エイやって払って、門を入るとそこは別世界が広がっている。
外のごちゃごちゃしたスラムみたいな町並みとは全然違う。
芝生は刈り込まれ、掃除が行き届き、建物は恐ろしく美しい!
そして、門の中から、やってきました見えてきましたタージマハル!
イスラム建築の最高峰だそうだが、もうもうもう「美しい」の一言なのだ。
言葉に上手にできないので写真で!
ちょうど日が出てきたときにOh!ピヨちゃんショット!
歩いていると盛んに敷地内の掃除などをする(はず)おじさんさん達が声をかけてくる。
彼らは綺麗にタージマハルが写るポイントを知っていて教えてくれる。
写真が取れるとチップをもらうのだ。おじさんたちはお小遣い稼ぎに余念がない。
↑ こんなの!
彼らは仕事は全然してない。
僕は気づかずにタージマハルに見とれていたけど、ゆきはかなり写真を撮ってもらっていた。
ゆきの写真魂に火がついたらしい。
最後にチップを要求されたけど、結局「旦那が全部お金を持ってる。
私は持ってない」払わずに済んだようだ。
彼らも意外としつこくない。なんせタージマハルである。
お金を持った人たちが次々に来るので、しつこくチップを要求するよりも次の獲物を狙った方が良いらしい。
ベンチもあるので、座って日の出とタージマハルを堪能。
日の当たる方角によってタージマハルの色も変わる。段々夜が明けるに連れて違う顔が見えてくる。
普通にじっくり楽しんでいると、もう11時ごろ。なんと4-5時間タージマハルにいたらしい。
門番みたいな人が「門の中でタージマハルを正面に見ながら後ろに進むとタージマハルがどんどん近づいてくるように見えるんだ」と教えてくれ、やってみる。ほんとだ!
なんともタージマハルは完璧なんです。
イスラム建築は本当におしゃれ。曲線と直線、建物のバランスが他の文化とは全く種類の違った美だ。
ふむふむと感激しつつ、高い入場料の元を取った気がしてきた。
ついでにインドに来た甲斐があったような気もしてきた。
タージマハルはムガル帝国の皇帝が死んだ妃の為に作ったお墓だ。
これを作ったことでムガル帝国は財政的に厳しくなり、衰退の遠因になったらしい。
ゆきは
「タージマハルを作らせたお妃は凄い!」
確かに、インドの王様を完全に転がしてるんである。
歴史は男を中心に回っているが、インドで一番美しい建物は女が作らせたのだ。男を使って。
凄い女性だね~。どれだけ美人だったんだろう。
満足して、もう一つの世界遺産アグラフォートへ向かう。
アグラフォート前に観光客向けの食堂がいくつかある。そこでお昼ご飯。 なんせ、早起きしてバナナしか食べてないのではらべこです。
普段より多めにガッツリ食べたいけど、これがオイリー。。。油強すぎ。。。アグラフォートも世界遺産なのだが、いかんせんタージマハルには負ける。
念のため写真だけ撮って帰る。
ただ、見晴台からタージマハルが見える。これまた美しい。
結局、タージマハルには勝てないのだ。と、2人で納得して宿へ戻る。
宿ではとにかく寝る。そして、寝る。なんせ5時起き。我々はよく寝る子なのでしっかり寝る。体調を保つのが一番大事なのだ。
晩御飯は再びホテルのレストラン。美味いが高い400ルピー(800円)
明日はこのいい宿MAYA Hotelを出て、日本好きのおっちゃんがいるSAKURAホテルへ移るのだ。
明日も早起き。旅行者っぽくなってきた。
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