2010年5月17日

ダメな国ギリシャ 9/16@アテネ3日目

今朝は宿をチェックアウトしてサントリーニ島へ向かうんです。外に出たはいいけどとにかく暑い。広場のカフェで軽く朝食を取ります。カフェの兄ちゃんがやけにご機嫌で、よくわからんけどお勧めらしいよく冷えて甘いコーヒー系の飲み物を出してくれました。これ、とにかく甘い。。。
この前も一度来た衛兵交代式を見に来ました。少し前に来たので衛兵と記念撮影。こんな感じでどんどん観光客がやってきて記念撮影をしていくので衛兵も楽じゃないです。 やっぱり兵隊の中でもイケメンを採用しているんでしょうか?
しばらくすると、新しい衛兵がやってきて、これまで立っていた2人と交替します。他の国と同じように大げさな行進とよくわからん合図をしながら交代。お役御免になった2人は帰って行きました。この暑いなか半日も外に立ちっぱなしの衛兵って大変なんです。
美術館に行こうと思って歩きだしましたが、やっぱり気になるのがギリシャ語。何回見てもさっぱりわかりません。アルキメデスとか昔のギリシャ人はこんな文字が読めたんでしょうか。。。しかし、不思議な文字です。
ゆきが選んだCycladic Art Museumに行きました。これが意外と面白い。世界史の、特に西洋史の始まりはギリシャです。ギリシャの文明の遺物の展示や、生活習慣などがわかっていいんです。

特に遺物の展示がいいです。ブタの置物。貯金箱みたいです。
立派な壺。使えなさそうですね~。
フクロウや神様を浮き彫りにしたコインなんかもあります。フクロウをコインにするなんて不思議ですね。そもそもギリシャはこんなに暑いのにフクロウなんて存在したんですね。
この博物館は小さい割には展示が充実していてけいじのような世界史マニアにはたまらんです。

ぶらぶら歩いて新アクロポリス博物館へ。ここでもギリシャが繁栄していた時代の展示があります。なんせ博物館自体が遺跡の上に建っているんです。なんともダイナミック!
しかし、思ったのはギリシャの国が誇れるものって2000年以上も前のものだけです。ギリシャ時代から後はなんにもなかったみたい。観光もなにもかも。。。。街の遺跡もほとんどが2,000年以上も前の遺跡だったり遺物だったり。
なんだかちょっとダメな国に思えてきました。この2,000年間ギリシャは何をしてきたんでしょうか??
(今まさに、ギリシャが「国家として」経済的に破綻寸前までいって問題になっています。偶然ですが、ギリシャのダメさを感じてしまいました)

実はギリシャは世界に誇れるずっと世界一のジャンルがあります。セックスの回数です。なんでもギリシャ人は平均して年間168回セックスをするそうです。どんなんだと思っていましたが、生活習慣を見ているとちょっと納得できます。

まず、昼休みがやたら長い(11時~3時頃まで)。晩御飯が遅い(9時頃から)。要するにあんまり働かないんです。みんなヒマそうだし、テキパキ働いている人は本当に少ない。大丈夫かね・・・

そんなこんなで、アテネ観光を終えて僕らは夜行フェリーでサントリーニ島へ向かいます。チケットを港のエージェントで購入。一番安いチケットで1人30ユーロ(3,900円)

食堂でちょっと腹ごしらえ。トマトの中にご飯を詰めた料理がおいしいです。まあ、すべての食事がオリーブオイルまみれですが。。。
真っ暗な港で待つこと30分。少し遅れてきたフェリーに乗り込みます。
一番安いチケットなんで、個室なんかありません。大きい部屋でごろ寝。お休みなさい。起きたらロマンチックな島。サントリーニ島なんです。

0 件のコメント:

コメントを投稿