2009年11月22日

日付間違い事件Vol.2 7/7@ストックホルム→タンペレ

5時起床。ユースホステルをチェックアウト。ここのユースはチェックアウトの掃除を自分でやると少しだけどお金を返金してくれます。なんて素敵なシステム!
もちろん掃除も僕らでやって50SEK(650円)返してもらいました。ありがとう。

地下鉄とバスを乗り継いで昨日チケットを買ったViking Lineの乗り場へ。今日はストックホルムから、フェリーと列車でフィンランドのタンペレへ向かうんです。


ところが、また問題が!


フェリー乗り場でチェックインしようとチケットを見せると、なんと受付のおじいさんが言いにくそうに「このチケットは明日のだよ」

!!!!

マジですか!
よくよくチケットを見ると「2009年7月8日」。。。。今日は七夕。。。

昨日チケットを受け取った時にちゃんとチェックしとけばよかった。ショックを受けている僕らにおじいさんは「でも、君たちは旅行のスケジュールがあるんだろ?」

「乗りたいけどなんとかなる??」って頼みこむとしばらく考えた後で、「ちょっと待ってて」

彼はなんだかいろいろ手配した後で今日のチケットを発行してくれました!やった。ありがとう!
っていうか、レイキャビクでの『日付間違い事件』に続いてやってしまいました。
追加料金とか払わないでよかったけど、自分で確認すれば避けられたからね。。。

フェリーに乗った時点でもう1日が終わったぐらい疲れていました。まあ、6~7時間の船旅なんで居眠りぐらいできるかな??

とりあえず、今日のViking Lineでストックホルムからフィンランドのトゥルクへ行くんです。ただ、一番安いデッキチケット(410SEK:5330円)なんで僕らに席はありません。
荷物室にバックパックを放り込んで船の中を探検です。

この前に乗ったDFDSシーウェイズ(コペンハーゲン~オスロ)に比べるとかなり庶民的な船で、千内の設備も正直しょぼいです。ただ、ものすごい勢いで船内のDuty Freeで買い物をするのは同じ。やっぱり消費税が高いんだね。

船尾にはフィンランドの国旗!ちょっと曇り空なのが残念です。。。
まあ、なんとか落ち着きを取り戻した僕らは船内レストランへ。バイキングチケットを使ってViking Lineでバイキングです。ここのバイキングはワインも飲み放題。微妙な味だったけど酒は酒!食べて飲んで最高です。でも、味は前に乗ったDFDSがよかった。また乗りたいな~
で、食事を終えたら眠くなります。って言っても、僕らには船室も座席もありません。で、廊下の窓際で熟睡。なんてったって今日は5時起きだし、朝からめっちゃびっくりしたしで疲れちゃいました。
なんてことをしているうちに、フィンランドのトゥルクが見えてきました。今日は朝からずっと曇っています。7月なのにフリースを着なきゃ寒いぐらい。北国って感じですね。

船はやっぱり近くから見るといいですね。Viking Lineはフィンランドの会社らしく、そこそこ路線があるようです。
で、港からトゥルク駅までバスと徒歩でなんとか到着。9:00発の列車にぎりぎり間に合います。夕方の9時でもぼんやり明るいんです。曇りってのもあるんですが、なんだか朝からずっとおんなじ天気で変な感じ。
で、フィンランド鉄道に乗るんですが、これがまたわからん。駅は英語が通じるからチケット購入とか問題ないんですが、駅構内の表示がなんにもありません。全席座席指定のチケットなのに何両目がどこに来るのかさっぱりわからん。。。しかも、どっちから列車が来るかもわからん!インド以来の混乱!

こういう時は地元の人に聞くに限ります。
でも、人があんまりいません。ふと見るとみんなホームの片隅にかたまって立っています。特に焦ってる感じもないので僕らも地元の人の近くで列車を待ちます。

するとやってきたのはかなりボロイ車両。どうするのかな??
すると地元の人は目を凝らして入ってきた車両を確認しています。そして、乗るべき車両を見つけるとおもむろに早歩きで動き出すんです。
どうりでみんなホームの片方にかたまっているわけです。まあ、インドの鉄道と同じか、遅れてるんですね。先進国なのに。。
列車のドアもお客さんが手で開けるし、閉めるのも手。力がないと何にもできません。

やがて走り出した列車は緑の中を走っていきます。ムーミンがひょっこり出てきそうです。
そう、今向かっているタンペレはムーミンの街なんです。ムーミン博物館があるんです。本当はムーミンの街タンペレの後、サンタクロースの街ロバニエミに行く予定でしたが、雪がない季節にサンタクロースの村に行ってもね、、、ってことでタンペレだけにしました。

タンペレ駅に到着したのは11時頃。さすがに真っ暗ですが、Booking.comで予約したHotel Victoriaはタンペレ駅のすぐお隣でした。レセプションの親切なおばちゃんがにっこり待ってくれていました。
今日は一日大変だったけど、なんだかこのおばちゃんの笑顔で癒された気がする。。。ありがとう!
ホテルの室内も清潔で洗練されていました。少し狭いけど問題なし!これで2名89ユーロ(12,000円)
Booking.comによると朝ごはんが美味しいホテルらしい。明日の朝期待です!

参考までに
フィンランド鉄道(英語): http://www.vr.fi/eng/
ホテルのページ(日本語): ホテルヴィクトリア(Hotel Victoria)

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