インドが誇る石窟寺院のアジャンター石窟へ行きます。
朝からちょっとテンション高め。
朝ごはんはバンガロールで食べて以来けいじお気に入りのウタパとプーリーです。
身体からもカレー臭がしてる気がする。
そんなことはともかく、今日は州観光局主催のツアーなんです。
アジャンターはアウランガーバードからバスで2時間以上かかるんで、路線バスで行くのはちょっとしんどいかな。。
到着したアジャンター石窟は想像してたよりも大規模で、驚きのものでした。
よーく見ると四角い人工的な入り口がたくさんあります。
これがアジャンター石窟!
なんでも、1815年に虎刈り中のイギリス人が見つけたそうです。
それまでは地元の人からも石窟の存在は忘れられていたんだとか。
アジャンター石窟は紀元前1世紀から中断時期を挟んで6世紀中ごろまでに作られた仏教の寺院なんです。ここの見どころは「壁画」
1500年以上昔に描かれた壁画がそのまま残っているんです。
今はインドの主要宗教はヒンディー教ですが、仏教発祥の地で、昔は仏教も主要宗教だったんです。
仏画だけでなく、装飾のお花も描かれています。
牛も!インドでどの宗教も牛とは切り離せないんでしょうか?
壁だけでなく天井にもびっしり、、、
そして、一番奥にはありがたいブッタ像も。
正直、学術的価値ってのは僕らにはわかりません。
一通り見終わるとガイドさんから解放されて、お食事タイム。
でも、自分達と同じ人間が岩をせっせと掘り抜いて、中にお寺を作ったっていう行為に感動します。
よくやったね~。って。偉い!
僕ら日本人は木でお寺を作ります。石や山を掘り抜くってのは考え方自体がちょっと違うような。
何年かかったんだろうな~
洞窟には数タイプがあって、僧侶が生活していたらしい簡素なものや、後の時代の洞窟とは思えない出来の寺院もあります。奥にはストゥーパとブッダ像。
中には掘っている途中で放棄された石窟もあります。
中には掘っている途中で放棄された石窟もあります。
まずはノミで大まかに掘って、それから表面をちょっとづつ削ってすべすべに仕上げるんです。
どれだけの年月がかかるのか本当に想像がつかない。。。
掘削機なんてないから、全部手作業。。。すごい。
仕上げるとこんな入り口ができたり、
こんな仏像になるんです。全部手作業で岩を掘り抜くんです。
恐るべしインド。
アジャンターでこれならば、岩山をくりぬいたという明日のエローラ石窟を見たら気絶しちゃうんじゃないかな。。。
↓こんな楽器を弾いてる神様もいます。
↓こんな楽器を弾いてる神様もいます。
ガイドさんが守衛さんにお金をちょっとつかませると、懐中電灯で照らしてくれます。
インドらしい!
こういう大きな石窟になるとブッタの涅槃像もあります。
一通り見終わるとガイドさんから解放されて、お食事タイム。
ガイドさんから、「ここはまずい」といわれていましたが、確かに不味かったです。1品だけ頼んでよかった。
暑い中、観光しているのでのどが渇きます。
左がゆきお気に入りで、インドにいる間ずっと飲んでいたリムカ。1本10ルピー(20円)ぐらいです。
ってことは、最近200年ぐらいで砂漠化が進んで、こんな乾燥したんでしょうか?
ガイドさんに聞くと、「たぶんそうだろう」
砂漠化って話で聞くだけだったけど、なんだか変なところで実感してしまった。
夕方にやっとアウランガーバードに戻ってきました。
お疲れの僕らはお食事+ビール。暑いんですよ本当に。
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