2009年7月7日

お尻痛いデー 4/3 inジャイサルメール

起きたらお尻が痛い。というか、お尻が2つに完全に割れていきそうな感じ(伝わるかな?)
ラクダに座りすぎたようです。

しかも、ゆきのバックに色が付いてしまいました。これがほんとのラクダ色。
鞍にずっとくくりつけてたので、色が付いちゃったようです。


仕立て屋さんへ向かっていると道端にラクダがいました。おとなしく立っています。
よく考えてみたらやたらとラクダがいる街です。この辺ではラクダは大事な財産なんでしょうね。
ラクダ使いの親方曰く、ラクダブリーダーがいるそうです。
そんなことはともかく、写真に取れていなかったラクダの足首を撮影!
ラクダの足首はもちもちしてて美味しそうなのです。


この前、注文したパンジャービドレスを取りに行って無事受け取りました。

本当は昨日完成の予定だったのに、遅れてたのです。
その言い訳が、「申し訳ない、職人の親(兄弟かも)が急病で職人も病院に行っているんだ。緊急事態だから。」って。小学生の遅刻の言い訳みたいです。
ただ、彼の話している感じから察するに、職人がただ単にサボってただけみたいです。

そのまま、ぶらぶら街の中心部にあるフォート(要塞)へ向かいます。
ジャイサルメールの街ならどこからでも見える城壁は立派なものです。2人で痛むお尻を気遣いつつ、登ります。(丘の上にあるんです)

城壁の中はまた小さい街になっていて、普通に人が生活しています。牛も犬もたくさんいます。ゲストハウスやおみやげ屋さんもたくさんあります。城壁からの眺めは綺麗、街は美しい薄茶色、その向こうには砂漠が広がっています。
城壁の中をぶらぶら歩いてると、おみやげ屋さんから「最近日本人が少ない。ジャイサルメールを嫌いなのか?」と聞かれます。
そんなこと言われてもねぇ。「砂漠が好きだけど、景気が悪いからね」って言い訳、

皆さん、ジャイサルメールに言ってあげてね。
たぶん、観光しか資源がない街だから観光客が来ないと困っちゃうんです。
城壁の上にあるレストランでご飯。かなりうまいです。ジャイサルメールの料理は全部トマトを使っていて旨い。マイルドなんです。


眺めもいいし、日陰は涼しい。お茶をポットで頼んで、2時間ぐらい腰を据えてはがきを2人で10枚ぐらい書きます。最近書いてなかったからね。
レストランのおじさんはヒマだったらしく、写真を撮りました。彼の一族は戦士だそうです。クラスの高いカーストらしい。
昨日の疲れもあって眠いので早めに寝ます。

おまけ1
毎朝の風景。ホテルの隣の建物には屋上で寝ている一家がいます。
家がないのか、単に暑いだけなのか。。。

朝、ベランダで伸びをしていると、隣で人が動くのでびっくりしました。
インドでは結構よく見かける風景です。
おまけ2
パンジャービドレスを作ってくれた仕立て屋さんはまだ22歳。
若いながらも結構な自信家なようです。
ただ、彼は少し不安げになっていたのが結婚について。
来年の秋に結婚するそうだけど、まだお嫁さんの顔も名前も年齢も知らないんだとか!
全部、親が決めてきたそうです。
400キロぐらい離れた街からやってくるそうで、本人とは結婚式当日に会うそうです。
「不安じゃない?」って聞くと、「それが僕らの運命さ」ってかなり不安そうに答えてました。
彼の家は商人の一家で、6,000人ぐらいを結婚式に招待するそうな。
1週間ぐらい式はやるそうです。
もう規模が結婚までの過程、式といい全く日本とは違うのです。。。。
世界は広い!

おまけ3
金物屋さんの軒先です。積み上げられているのは水の壺です。
いろんなサイズが積み上げられています。倒れないのが不思議。

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