2009年7月18日

トレッキング後編 なんとかなった!乾杯! 4/17-4/18

4/17(4日目) タダパニ(2721メートル)⇒ガンドルン(1951メートル)⇒シャウリバザール(1170メートル)

朝起きるとちょうど日の出でした。ゲストハウスの2F廊下から眺めた朝日です。

雲が多いものの目の前にはアンナプルナがどーんと見えます。昨日とはまた違った圧倒的な迫力があります。普段、こんな日本語使わないんですが「壮大!」
2人して筋肉痛に悩まされながらお食事!けいじは山に入ってからチベタンブレッドがお気に入りです。
午前中森の中を下っていきます。普段ゆきが担当している写真係を元気なけいじが担当。
余裕が出てきた分、写真の数も増えてきます。
道と言ってもこんな感じ↓2人が苦戦したその名も「ねんざ系」↓
足首を捻挫しそうなので、ゆきが命名しました。結構「ねんざ系」の道はたくさんあります。
道は基本下りが多いのですが、こんな登りもあります。コケが生えていて滑ります。

お昼ごろにはガンドルンというこのあたりでは一番大きい村に到着。段々畑では牛を使って耕していました。
お昼ごはんも食欲が出てきて、カレーとチャーハンにしました。
ゆきがチキンカレーを注文しようとしたところ、
お店の人「チキンカレーはちょっと時間がかかる」
ゆき「なんで??」
お店「チキンをこれから殺さないといけないから。。」
ゆき「じゃあ、ベジタブルカレーで!」

出てきたお料理も美味しいです。

この村から一気に下ります。道もよく、普通に歩いている地元の人もたくさんいます。
5歳ぐらいの子供もお母さんと一緒にすたすた歩いていきます。当然、我々は追い抜かされ、置いてけぼり。ネパール人の底なしの体力はやっぱし生まれついた環境によるんだろうな~。高山病にもかからないし。歩いているのは人だけじゃありません。ロバもとことこ歩いていきます。荷物満載。

歩いていくとなんともものすごい崖崩れの現場が!その長さは7-800メートルぐらい。
がけ崩れというか「山崩れ」って感じです。10年ぐらい前に崩れて道もなくなったのですが、ちゃんと復旧しているそうです。うーん。ネパールは崖崩れもダイナミック!
この日の午後はずーと下りなので余裕なんですが、2人とも足が大笑いです。休憩中にも足がぶるぶるしています。標高1500mぐらいでも棚田がたくさんあります。どれだけの年月をかけて作ったんでしょう。気が遠くなります。標高800メートルを一気に下り、今夜とまるシャウリバザールに到着。けいじはへろへろ。。。
山から下りてくると段々暖かく、途中で通る村が豊かになっていくのがわかります。段々畑の数も増えてきます。部屋の壁も板一枚じゃなくて、石積みのしっかりした壁です。あったかーい。おめでとうと言うことで、ヤクチーズたっぷりのピザを食べました。においは独特でちょっと鼻につきますが濃厚でうまい。明日は楽ちんルートらしいので余裕です。
シャウリバザールでは水1リットル50ルピー。下がってきた!
4/18(5日目) シャウリバザール(1170メートル)⇒ナヤプール⇒ポカラ

ゴール地点は初日出発したナヤプールで、徒歩2時間ほどぶらぶら下っていきます。
だんだん文明社会に近づいています。

自転車を発見。久々に車輪を見ました。

今日もお天気がよくて、マチャプチャレが綺麗に見える中谷を下ってナヤプールに到着!
ナヤプールの町はトレッキングルートの基点です。いろんなものを上の村に運ぶ起点にもなっています。ニワトリや卵、コカコーラ等、ロバや人が担いで山へ向かいます。人が生活しているんですね。
我々がひーこら登って降りてしていることで生活が成り立っている人たちがいるんです。ちょっといいことをしたような、変な気分です。
ナヤプールからポカラまで車で戻ります。途中でアンナプルナ・マチャプチャレの遠景が綺麗に見えます。普段はあんまり見えないようで「You are Lucky Man!」って運転手さんに言われます。頑張って歩いた分、ご褒美をもらったのかもしれません。
ポカラに着いたら久々のビールを飲みました。その名もエベレストビール!飲んでみたら甘くてあまり美味くないですが、やり遂げた感があります!乾杯!


ガイドのMr.Durga(ドゥルガさん)の連絡先:https://www.facebook.com/durga.basnet.399
日本語は少し。英語は上手。歩きがダメな人でも無理のないスケジュールとペースを作ってくれます。

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