2009年9月28日

観光の日 6/12@ブハラ

昨日ブハラから一緒に来たおじいちゃんに朝食のときに話しを聞くと、見どころはほぼ全部見てきたとのこと。
我々と違ってちゃんと観光しているようです。
遊んでばっかりじゃなくて、観光もしなくちゃだめです!
と、いうことで今日は観光客らしく4本ミナレットのカラーンモスク、アルク(お城)、おみやげ屋さんを回ることにします。
ブハラのおみやげはかわいいのが多いので、見てて楽しいのです。

4本ミナレットのモスクを探していると、自転車に乗っている少年が「ミナレット?」とやってきます。
どうやら案内してくれるらしいです。わかりづらい路地をちょいちょい通り抜けて、無事到着。
地図は持っているんですが、なんせ通りの名前なんて書いてないから、目的地にたどり着くのが大変です。
とてもかわいらしいミナレットです。
少年はペンとアメを欲しがりますが、持ってないので写真を撮って別れました。
住所を教えてくれて、写真を送ってくれとのこと。
困った。
ウズベキスタンに手紙を送るのか。。。
ゆきはえらいこのミナレットがお気に入り。
ターコイズブルーのミナレットのてっぺんが4つ、青い空に輝いています。
ミナレットというのはイスラム特有の建築で、この高い塔からお祈りの時間(1日5回!)を街の人に知らせる役目があるのです。
だから、モスクとセットになっています。
でも、あんまり中央アジアではお祈りの時間を告げる放送(アザーン)は聞こえてきません。

熱心なイスラム教徒は少ないようで、昼からお酒も飲むし、タバコを吸う人も多いです。
両方ともイスラムでは禁止されてるはずなんですが、、、
街で一番大きくて綺麗なカロンモスクへ行きます。これが本当に美しい。
ちょうど12時ごろだったのですが人が少なく、空も完璧に晴れてる!
感動のあまり思わず2人して座り込んでぼーーーっとしてしまいました。
概観

中庭
中庭と入口+ミナレット
残念だったのはなぜかミナレットがクローズだったことです。
このミナレットは中央アジアで一番古いそうです。
なんで、Oh!ピヨちゃんと写真だけ撮っておきました。
なんせこの辺は、チンギスハーンが破壊しつくしたんです。
モスクや城を破壊したとかいうレベルではなく、街全体が消滅するレベルだったようで。。。
いやいや、、征服者というのは恐ろしい。。。
頼んでもいないのにいきなりやってきて全部ぶっ壊して、殺していくのだから、

ブハラでそのとき破壊を免れたのは、このミナレットと地中に埋まってみんなに忘れられていた聖者のお墓だけです。
結局モンゴルの遠征は不敗でヨーロッパ・ポーランド、アラブはバクダッドまで到達しているそうな。
チンギスハーンが死んだからこれ以上攻めて行かなかった。
それはともかく、どんなに繁栄してもでかい城壁を作っても滅びることはあるのです。
ミナレットを見た後、肉を食べたくなりました。
肉を焼く煙を見つけてレストランに入りました。
なんと生ビールも売っています。そして、肉とビールとパンの昼飯になりました。
4400スム(300円)とかなり安く上がります。
午後はArk(内城)を見に行きますが、全くつまらん。

昼寝後、サマルカンドで一緒だったタワラさんとお食事。

晩御飯はやっぱりシシュリック(串焼き)で乾杯! (っていうか、ウズベキスタンはまともな料理が肉しかない。)
タワラさんのお話はかなり面白い。
彼も長期旅行者で日本でテレビの仕事をしていたらしい。
どんなわけがあって仕事をやめちゃったんだろう?
でも8月にインドでちょっとお仕事の予定があるとも言っていた。
手に職があるっていいなぁ。

明日はおじいちゃんも含めて4人でヒヴァを目指すことにした。

タクシーを1台貸しきって行くのだ。人数が多いほうが料金が安くなるからね。
結局、この日はタワラさんや他の外国人旅行者としこたま飲む。暑いとビールが美味い!

おまけ
ブハラの古いモスクは砂に埋まっていたものが多い。
それを観光用に掘り起こしてあります。

↑のモスクも土台になっている地面は地表から10mぐらい下です。
砂漠の街っぽい!

おまけ2
ウズベキスタン人は遊牧民族。おきまりのじゅうたんも売っています。
ブハラのマーケットで見つけた特大のじゅうたん。高さ3-4mぐらいあるでしょうか??

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