2009年5月29日

驚愕のコルカタハウラー駅 3/8 inコルカタ

今日はコルカタを夜行列車で出発する日です。
昼間は少し時間があったので、コルカタの大きいお寺カーリーテンプルに出かけます。
カーリーという神様ははコルカタの守護神だそうで、ヒンドゥーの主神シバの奥さんです。
黒い恐ろしい顔で、なかなかの迫力です。
カーリーテンプルへ向かっているとセキュリティチェックがあります。
外国人にはかなり適当なんですが、インド人には厳しくやっています。
インドは宗教が原因のテロも多いしから宗教施設は警護の対象らしいです。

お寺の参堂を歩いていると、ヒンドゥーの神様がシールになっています。
かなりバリエーションもあります。
1枚3-5ルピーぐらいだしお手頃です。おみやげ候補です。
カーリーテンプルに入ると、なぜかおじさんがいろいろガイドしてきます。
断っても勝手についてきて説明をしてきます。
これが噂の「勝手にガイド+チップを要求」というやつでしょうか。
インドでは周りの人が勝手に観光客にいろいろよくしてあげて、チップを要求するのが多いそうです。
もめるのもいやなので、なんとかうまいこと離れました。
コルカタではアジア系・欧米系も含めた外国人が少なく、珍しいみたいです。
毎日いろんな人から「ハロー」「日本人?」「写真を一緒に撮ってください」と声をかけられます。
コルカタの人は人なつっこくて親切な気がします。
道を歩いていると、ホーリー用の水鉄砲や色を付ける粉を売っている屋台が山ほどあります。
写真を撮らせてもらうと、おでこにちょんってインド人がよくしているマークを付けてくれました。
なんとなくインド気分!
(おでこにちょんとつけるマークはティカといいます)

いったん、家に戻って、荷物をまとめて出発です。
初めてのインドでの移動、初めての夜行列車です。
同僚夫婦&うめおともお別れです。
可愛い!
タクシーを捕まえて、一路コルカタ・ハウラー駅へ!
時間に余裕があったのでいったん駅でご飯を食べます。
ターリー(インドの定食)とチキンビリヤーニ(カレー味のピラフ)
お米がこんなに長い!
その後、ただひたすら待つのですが、インドの列車と言えば「遅れる」我々も覚悟していました。
問題は遅れているのかどうかがわからないこととです。
放送も何言っているかわからんし。。電光掲示板は同じ内容しか表示しません。
かなり不安なので常に駅のインフォメーションに確認に行きます。
待っている間に物乞いがたくさん来ます。我々は基本的にお金も何にもあげません。
インド人も基本はお金をあげたくないようです。
その中でもちょいちょい「早くあっちいけよ!」という感じでコインをあげています。
お金をあげると物乞いは次の人へ行きます。
本で読んだ、施しをすることで自分の功徳を積んでいるという意識はあんまりないみたいです。
ついに我々の列車が来るとの放送が!ホームに見に行くと確かに来ています!
2人で荷物を担いでいくと、なんともものすごい殺気立った光景が!
人が引く大八車が行き、大きな荷物を担いだ人がいるし、ホームには荷物が溢れ、なぜか犬もいます。
我々は自分の車両を探しますが、もうそれどころでなく、殺気立った人の群れがうごめき、それぞれの目的地(どこなんだろう?)目指して突き進んでいます。

2人はもうその迫力に負けていました。
列車のドアが開けろ開けろ!とホームの人が大騒ぎを始めます。
どんどんという音と、「うぉー」ともうもう大変です。ホームの中は暑いし、暗い上に人だらけです。
もう我々は列車には乗らないで逃げようか思ったぐらいですが、なんとか2人の車両を発見。
車両には座席表が貼ってあり、2人の名前も発見!やった!
乗り込むと、別世界のように静かです。さすが2A(セカンド)!
このとき、次回からも移動は2Aにしようと心に決めたのでした。
2人の寝台席を確認して荷物を運び入れます。
我々が乗り込んでいくと、子供達が集まってきます。
勝手にお向かいの席に入り込んで、ニコニコ我々を見つめます。
一挙手一投足を何人もに見つめられるのは無駄に緊張しますね。
話そうとしたけど、英語ができないみたいです。
ん~~っと結局お互いにニコニコしていました。
4人用のコンパートメントなんですが、残りの2人も乗り込んできます。
この2人のインド人はとても驚いたようです。
初めて日本人と会話するそうで、日本に興味津々です。
我々の職業から、気候、物価、最後には政党の数まで細かく質問されます。
インドの話もしたのですが、向かいの人(名前忘れた)は4-5種類の言語ができるそうです。
日本人は基本的に日本語しか話さない。
なぜなら、日常生活では日本人としか話さないから、英語とか必要ないからというと、とてもとても驚いていました。
彼のビジネスはインド国内のあちこちに行くらしく、地方によって言葉が違うのでいくつも話す「必要がある」そうです。
うーん。日本とだいぶ違いますね。
その後も質問攻めにあったのですが、眠い眠いとアピールするとやっと寝かせてくれました。。。
なんだか大変な一日でした。
おまけ1
コルカタで買ったあまーいお菓子。全部で9ルピー(18円)
コルカタの町の様子。

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