2009年5月30日

朝日とサリーとプージャ 3/14 inバラナシ

今日は早起きしてガンガーに昇る朝日を見るのです。
と、5時半起床のはずが起きたら6時!寝ぼけたまま急いでガンガーへ。
朝日は既に昇っていました。
昨日見た死の川と同じ川とは思えないほど美しいです。臭いがすごいですが。。

↑写真だけ見たら美しいですが、実際には牛の臭いでみちみちています。。

ガートに座ってガンガーを見ていました。朝から沐浴をしている人がたくさんいます。
沐浴といっても人それぞれで、ちょっとかぶるだけの人もいればざぶんと何回もその場でもぐる人。普通に10メートルぐらい泳いでいる人もいます。石鹸を出して身体を洗っていたり、ペットボトルや銀の容器にガンガーの水を詰めている人。ガンガーは意外とヒヤッとして冷たいです。

洗濯をしている人もたくさんいます。
何千年も前から同じであろう洗い方で、洗濯物を「バシッ!バシッ!」と岩に叩きつけています。
布が干されている様はとても綺麗。色鮮やかです!

↓ヨガをしている集団もいます。

そして、その横の火葬場では今日も死体を焼いていました。なんとも凄い風景です。
宿に帰っていったん寝ます。なんだかとても眠い感じなのです。
ぐっすり寝て動き出したのが2時。早速朝兼昼ごはんを探しに行きます。
ゆきが見つけたレストランに入りました。久々にカレー以外のものを食べるのです。

インドは話には聞いていましたがなんでもカレーです。飽きるし、胃が多少辛くなってきました。
そこで、けいじは親子丼(初の日本食)

これが美味しいのです。ダシがちゃんと利いていて、味噌汁つき!味噌汁は若干カレー風味がするのですが、、、そこはしょうがない。

ゆきはほうれん草マッシュルームスープと大きいドーナッツ。



あっさりしてお腹にやさしい味でした。これもほのかにカレー味がします。でも美味しかったからOK!
全部あわせて115ルピー(230円)

お腹が一杯になったので、ゆきが気になっていたバラナシシルクを探しに出かけます。
いろいろ見ていたのですが、散々迷って結局赤いシフォンのサリーをお買い上げ。刺繍も入っていてゆきもお気に入りです。
1着700ルピー(1400円ぐらい)

インドではサリーのような布地を扱うお店でも店員はほぼ全員男です。
女性用の服も男が売っています。どうやら女性が接客をするという文化がないんでしょうか?
女性用の下着も男性が売っています。
ゆきはだんだんインドに慣れてきたようです。
ちょっと落ち着いて、サリーに合うアクセサリーを探したりしています。
なぜか今日はたくさんの日本人を見かけます。昨日はそんなにいなかったのに。。。
日本でお休みにでも入ったんでしょうか。大学生っぽいのが多い気がします。
ガンガーを見て2人でぼんやり話をしていると、実にさまざまな人が話しかけてきます。
ポストカード売り、チャイ売り、物乞い、ボートに乗らないか!、マッサージしないか。。
神聖な街の、インドで一番神聖な河の隣にいるとは思えない俗っぽさです。
でも、日本に比べて本当にエネルギッシュです。少しやかましいのが疲れるのですが、、
夕方になってガンガーの大きなガートでプージャという礼拝を見に行きます。
日没後、わらわらと人が集まってきます。最初は座ってみてたのですが、熱気と人の多さに最後は立ち上がって見入ってしまいました。
こんな感じ↓

もうかなりの熱気で、ガンガーに向かって設置された大きな台上で、燭台のろうそくを掲げて祈りをささげる姿は美しく、かつ、絶え間なく鳴り響く鐘の音に気分が盛り上がっていきます。ガンガーからもたくさんの人がボートに乗ってこれを見ています。
我々も売り子から花を買って、火をつけてガンガーに流しました。
この売り子もウマイもので、「このお花にはあなたの祈り、親や兄弟への気持ちが込められている。
だから値段はあなたが決めてくれ」とのこと。
5ルピー(10円)を渡すとかなり怒って何回も同じことを繰り返していましたが、結局行ってしまいました。だって気持ちだしな。
日本でもお賽銭は5円~10円ぐらいだしね。

ホテル近くのレストランで晩御飯を食べます。けいじはターリー、ゆきはトマトカレー&チーズナン。


適度な辛さでGoodです、特にゆきのトマトカレーはジューシーでした。今日は食べ物が当たりの日でした。明日はカジュラーホへ飛行機で移動です。

おまけ
バラナシの牛はでかい!威張ってのしのし歩いています。

おまけ2
バラナシの旧市街地の様子。こんな狭い道路が入り組んでいます。
そして、道路には牛のうんちが沢山ごろごろしているので注意が必要。

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