2009年5月30日

すごいぞ!キングフィッシャー 3/15 バラナシ→カジュラーホ

バラナシの勧誘がうるさいGuest Houseチェックアウト!
と、このときにトラブル発生!
チェックインの際にホテル代に込だと言っていた税金10%を請求されます。
あれだけ確認して、サービスチャージも税金も込みと言っていたのに。

どうやらホテル代を値切った上に執拗に誘われていたボートやタクシー手配を全部断ったかららしい。

ここで10分ほど払う、払わないで言い合いになります。
我々も引かずにいると「もういい!」と言われ、払わずにチェックアウト。
交渉は粘り腰が必要です。


実際、インドでは移動の列車や飛行機チケットからオートリキシャの手配など人に頼むと手数料が上乗せされて値段がどんどん上がります。

特に、外国人と見るや吹っかけてくるのでたまりません。

結局自分で全部交渉するか、手配するのが一番安いし確実な感触があります。
続いて、オートリキシャの運転手リキシャマンとも交渉!

空港まで250ルピーと言われますが、200ルピーで!と粘っていると数多くいるリキシャマンの内、1人が「OK!200ルピーでいいよ!」

彼に決めようとすると、最初の交渉相手も「わかった200ルピーでいいよ」ということになります。

ところが確認のために発車前に「空港まで200ルピーだね?」と聞く最終確認。

「あの200って言ったやつは頭がおかしいんだ」と言い出し、結局また交渉。
やっとこさ210ルピーで行くことになりました。疲れるなぁ。

このリキシャマン、腕はいいのですが盛んに後ろの私達を振り返っては「空港は遠い!」「ガソリン代が高い」
確かに空港は遠く、オートリキシャで1時間ぐらいです。
ちょっと値切りすぎたかなと思った我々はチップ10ルピーをプラスして220ルピー(440円)を渡します。

すると彼は当然のように「250ルピーくれ!」

いやいや最初の話は210ルピーやんけ!と腹を立てて言い争っていると、なぜか空港のリキシャ乗り場にいた手配師みたいな男もやってきて「そうだ250ルピーだ!」

だからお前はなんなんだと思いつつ、「最初の約束どおり210ルピー、ちょっと遠かったからチップを10ルピーだ!」
話していてもキリがないので、リキシャマンをほったらかしにして歩き出すと何も言いませんでした。
そうなんである。インド人と言い争いをしても無駄なので、お金だけ払って後は文句を聞かずにほっとけばいいのである。

今日は交渉術を学んだ!



バラナシ空港は小さい田舎の空港です。
今回選んだKingfisher航空は以前、インド人男性が「ぜひ一度、Kingfisher航空に乗りたい!」と言っていたのを覚えていたからです。

飛行機業界に新規参入したビール会社で、充実のサービスで人気だそうです。
が、真実はここのキャビンアテンダントは美人揃いで、タイトスカートをはいているのがウリなんだとか。

インドでは女性がタイトスカートやホットパンツのように足を出すことはまずありません。
肩はよく出しているのですが、足はかなりえっちなパーツと認識されているようです。
そこに目を付けたのが、Kingfisherで、美人キャビンアテンダントに短いスカートの制服を着せて売り込んだのです。


事実、KingFisher航空をお勧めするのは(けいじの知っている限り)全員男です。
「ラグジュアリーだから」とか「機体がいい」とかいいますが、どうも下心があるようです。

飛行機はほぼ時間通りに出発。機体も清潔で座席にTVモニターもあります。
そして、キャビンアテンダントも期待通り美人で優しくて、ミニスカートをはいています。

といっても、ここはインド。ひざが見える程度です。
かなりえっちな感じなのです。インドにいるとインド目になってくるようです。
キャビンアテンダントを写真に撮るインド人と、怒るキャビンアテンダント!

ゆきも「近代的なものに久々に出会った」と大喜び。

快適な空の旅は約40分。

無事、カジュラーホ空港に到着です。
美人キャビンアテンダントに笑顔で見送られ、けいじもゆきもご機嫌です

カジュラーホ空港もこれまたバラナシ空港と同じぐらい小さい田舎の空港です。
空港から出ると、タクシー運転手がわらわら10人ぐらいやってきます。


タクシー運転手の言い分は3つ、
「街の中心まで150ルピー!Fix Price!オートリキシャはいない!」

そろそろこういういい方と対処方法を身につけていた我々は彼らを無視。

我々は最初からタクシーよりも安いオートリキシャを使うつもりです。
タクシーは大体オートリキシャの2倍なのです。

ところがちらっと見渡しても確かにタクシーしかいません。

困ったな~といると、1人ホテルの客引きを見つけました。
彼が言うには、ホテルまで連れて行くとのこと!いーね!

ついていくとなんとたった1台だけオートリキシャに彼が乗り込んだ!ツイてる。
リキシャマンは「Welcome ○○」のボードを持っています。
誰かを空港まで迎えに来たはずなのにいいんでしょうか?

彼が連れて行ったのはLake Side Hotel。
Lake(湖)といっても目の前にあるのは池です。
まあ、小さいことにはこだわらずホテルの部屋を見て値引き交渉!
1日400ルピー(800円)でOKを取り、2晩泊まることにします。

フロントでチャイを飲みながら、カジュラーホから次に行くアーグラーまでの行き方を教えてもらいます。
彼を通せば安く買えるとのこと。
本当かな?多分ぼってるだろうけど、情報は必要なので行き方と値段を聞きだします。
その後、ネットで調べていると彼が言うよりもかなり安い値段で列車チケットをゲット!


我々は再び、中間に手配師を入れずに自分でネットを使ってチケットを購入すると堅く誓ったのでした。


列車はカジュラーホとアーグラーの中間点、ジャンスィー~アーグラーです。その名もTaj Express。
アーグラーにはあのタージマハルがあるのです。
あとは、ジャンスィーまでのバスチケットを取るだけです。

これで一安心と、ご飯を食べに行きます。朝ごはんを食べれなかったので、今日1食目です。
既に3時。。
がっつり食べなくちゃいけません。

カレーにクリームを入れて煮込んだマサラ(Masala)を注文。けいじ:ホウレン草マサラ、
ゆき:チキンマサラコーラやラッシーも込みで175ルピー(350円)。


観光地だけあって高いです。ただ、美味いです。
そして、重いです。写真に写っているチャパティーというパンみたいなものが意外にお腹にずっしりくるのです。


お腹が一杯になると観光は明日にして、散策も兼ねて村のバススタンドへ行きます。
するとチケット売り場は閉まっているのですが、売店のおじさんがいろいろ教えてくれました。
朝は1時間ごとにバスが出ていて、120ルピー。
列車は1日1本だけ。お昼頃の出発だそうです。

なんとなく、バスがいいかなと思い始めました。
今日は疲れてしまったので1食だけ食べて、もう寝ます。

だんだん、我々は交渉が強くなってきました。

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