2009年5月30日

長い移動日 ガヤからバラナシへ 3/12

今日はブッタガヤ⇒ガヤ⇒バラナシと移動します。
ホテルをチェックアウトして、オートリキシャでガヤ(GAYA)へ行こうとすると
リキシャマンは「300ルピー!」、交渉しても200ルピーまでしか下がりません。


「今日はホーリーだから高いんだ」の一点張り。
どうせ、ヒマそうに客待ちしてるんだからええやん、ホーリーなら仕事すんなよ。

仕方なく、うろうろしていると普通の三輪トラックを見つけました。
「となりのトトロ」のオープニングで出てくるようなのです。
ドライバーと話してみるとガヤ駅まで120ルピーで行ってもいいとのこと。
これに我々2人が乗り込むと、ミネラルウォーターやジュースなども積み込まれます。
そのまま出発。


ゆきは車の荷台に乗ったことがないらしく、はしゃいでいます。
近くの村でミネラルウォーターなどの荷物を降ろした後、ガヤ駅まで行ってくれました。

三輪トラックの荷台に外国人が乗っているのは珍しいんでしょう。
いろんな人が手を振ってきます。

そして、昨日のホーリーの痕跡がインド人のシャツや建物、道路に残っています。
あっちこっちがピンクや緑色に染まっているのです。。。すさまじいね。

駅について、ちゃんと列車のチケット予約ができてることを確認!
ばっちりOK!

確認をするにも一苦労なのです。
まず窓口はあるのですが、みんな列なんて作らずに各自が勝手に殺到します。
けいじも荷物をしょって人込みに突っ込んで、窓口にしがみつく感じです。


窓口のおっちゃんが「ペンを貸せ」と身振りでしてきます。
手渡すとホームの番号、号車を書いて教えてくれた後、ペンを自分のポケットにしまいます。
一瞬意味がわかりませんが、どうやら自分がペンを取られたらしいとわかりました。

「返せ返せ!」と騒いで、次の人に順番を譲らなかったらペンをやっと返しました。
なんて奴がいるんだろう。。。ちょっとあきれました。
そんな鉄道会社の職員が人のペンを勝手に取ったりするなんて。。。

ホームで列車を待ちますが、来ません。

1回目の放送では30分の遅れ、2回目ではプラス1時間の遅れ。。。

放送内容はヒンディーで全然わからないんですが、隣の怖い顔したお兄さんが教えてくれます。
顔に似合わず親切です。どうもありがとう。
どうもインドでは無口な人の方が親切な気がします。
おしゃべりな人はずーーっと喋ってて、肝心なことは抜けてることが多い。

やっとこさ列車が来るようなのですが、なんと到着直前にホームの変更が!
急いで陸橋を駆け上って移動です。
といっても、2人とも10キロを超える荷物を担いでいるので、ちょっとした移動も大変です。。。

新しいホームに駆け下りると同時に列車が入ってきます。
今度は自分の車両を探してホームを走ります!

何とかかんとか無事乗り込んで、いざバラナシを目指します。
列車も乗り込むのが一苦労です。。。

同じコンパートメントになった人でお父さん+6歳の女の子の親子連れがいました。
いろいろ話していたのですが、女の子がとても絵が好きなようです。
最初は上手に雪だるまや葉っぱを書いていましたが、なんと次に書いたのがドラえもん!

他にも出来杉くんやジャイアン、スネ夫、のび太も大好きらしい。
ドラえもんはインドで人気があるようです。
しずかちゃんのお風呂シーンはインドでは放送されるのでしょうか?
折り紙で鶴を折ってあげると大喜びでした。

お父さんとも日本語の話になり、カタカナで名前を書いてあげるととても喜ばれます。
ひらがな、カタカナはインドの人にとってエキゾチックな珍しい文字に感じるようです。

バラナシ駅で降り立つと、8時ごろ。もう真っ暗です。
すると、駅の中で声をかけてくるリキシャマンが!
20ルピーでいいGuest Houseに連れて行く!とのこと。
迷ったのですが、付いていくことにします。中を見るとかなり広い部屋で窓もある。

本来、800ルピーのところ、600ルピーでいいとのこと。

我々の予算は500ルピー(1,000円)ゆきが交渉して550ルピーに、、けいじが話しているうちに、なんかGuest Houseのおっちゃんに気に入られます。

何でかわからないけど、1日500ルピーでOKになりました。

いろいろありましたが、無事泊まるところを見つけ、晩御飯にありついたのは10時ごろ。

長い長い移動日でした。そして、トラックの荷台、列車、リキシャと色んな乗り物に乗った日でした。

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