2009年3月3日

ゾウに乗る! 2/11 in チェンマイ

今日は初の1日トレッキングに参加します。
トレッキングとは山歩きツアーの一種で、メニューはいろいろ。
少数民族の村を訪問、川下り、ラフティング、滝で泳ぐ、ゾウに乗るなどなど。

我々は初めての参加であんまり体力に自信がないので、軽めの1日トレッキングに参加しました。
内容は、
1.ゾウに乗る
2.少数民族の村を訪問
3.ハイキング
4.滝の見学と泳ぐ
5.竹の筏で川下り

朝、ピックアップのトラックが来ます。
今日のトレッキングには我々2人とアメリカ人2名が参加でした。
ニューヨークから来たジョンさんジェシカさんご夫婦で、結婚1年半だそうです。
でも付き合ってたのは8年とか言ってたから我々よりちょっと年上かな?
ジョンさんは生まれも育ちもNY近郊、ジェシカさんはフロリダ出身とのこと。

早速、ゾウがたくさんいる象使いの村(エレファントキャンプ)に行きます。
2名1組でゾウに乗ります。

子ゾウがとことこついてきます。
我々が乗ったゾウがお父さんでJ&J夫妻が乗ったのがお母さんゾウみたい。
我々を乗せたゾウはちょっと山を登って、村の広場のほうに行きます。
この広場にはいろんな家畜がいます。ニワトリ・犬・豚・牛・水牛、、そして、ゾウ!



象使いの人はゾウの頭に腰掛けています。
意外とゾウの首が細い!頭に乗られて首痛くならないのかな?

ゾウはちょくちょく立ち止まってバナナを欲しがります。
鼻を持ち上げて2人が乗っている鞍まで伸ばして催促するので、
ついついバナナとサトウキビをたくさん上げて無駄遣いをしてしまいました。
子ゾウも自由にちょこちょこ歩き回って、バナナをおねだりしてきます。
象使いの人は棒でびしびしゾウを叩いたり耳をひっぱたりたまに怒鳴りつけたりして操ります。
ゾウはこんなに大きいのに人に操られてしまうんですね。
なんでも、飼い慣らされたゾウは象使いが野生のゾウを捕まえるときに、
おびき寄せたり一緒に捕まえるお手伝いをするんだそうな。


東南アジア全般でゾウは人に飼い慣らされているけど、象使いのテクニックを持っているのは
古来から一部の少数民族だけなんだそうです。


親ゾウから降りてもバナナをおねだりする子ゾウくん。
全然働いていないのに、大食漢です。まだ2歳だって。


ゾウはこんな風に村の一風景に溶け込んでいます。
なんだか不思議な光景です。田んぼと畑の中に普通に象がいます。
この後、いよいよ山道に入り山岳少数民族のカレン族の村へ。
本当に山の中の田舎です。最近、電気が通ったんだとか。
もし1ヶ月部屋を借りるとすると30バーツ(100円)ぐらい!


昔ながらの方法で機織風景を見せてくれますが、お土産で売っているのは明らかに機械織り。
それはいいとしても、家の中を見せてくれたり、写真撮影に応じてくれたりと
完全に観光地化しています。
自分の生活を見ず知らずの観光客に見せるのはどんな気分なんでしょうか?
観光していて複雑な気分になります。。。
プランによってはこの村に1-2泊宿泊できるそうです。
その場合は彼らの伝統的な踊りを披露してくれるんだとか。。


観光しに日本からはるばる来ている自分らが言うことではないのですが、、、


このカレン族の村からトレッキングを開始。
山の中の滝や水路を見ながら次のモン族の村まで歩きます。
自然の中を歩くのは気持ちいいですし、水田が多くて日本の田舎を歩いている気分です。



と、一緒のツアーのジョンさんはカメラが大好きらしくなんでも激写しています。
畑に植えてある作物やバナナの木、花、川など何でもびしばしとりまくりです。





モン族の村を通り過ぎてから、食事になりました。
正直、ツアーの食事は期待薄だったけど、意外と美味しいです。
デザートのパイナップルもみずみずしくて甘い。


とジョンさんは食事を前におもむろにメモを取り出し、自分のデジカメを見ながら何やらいろいろ書き込んでいます。

聞くと、何を撮った写真か忘れないために写真について撮った内容をメモするというのです!
その辺適当な我々とは全然違います。。。
そこのJ&J夫妻の会話がとても面白かったので以下に実況。


けいじ・ゆき「えー!!全部書くの!?大変だね!」
妻「そうなのよ。私もいつもバカみたいって言ってるの。」
夫「だって何を撮ったかわからなくなるじゃないか…例えば…
(と言ってデジカメの液晶を奥さんに示す)これ、この植物、なんだかわかるかい?」
妻「…さぁねぇ、お米かしら」
夫(ゆきとけいじにも同じ画面[緑の畑の風景]を見せて)「君たちはどう思う?」
けいじ「お米っぽいかな」
ゆき「そう?とうもろこしに見えるけど」(とデジカメをジョンに返す)
夫「これはね…ちょっと待って…うん、とうもろこしだね。ほらね、何の写真かわからなくなるだろ?」
妻「一体なんだってとうもろこしの写真なんか撮るのよ??アメリカにいくらでもあるじゃないの!」
夫「…それはいい質問だね…」
ここで一同大爆笑でした。
ジョンさんがメモばかり書いてごはんが進まないので最終的にはジェシカさんがメモを没収してました(笑)。


聞けばジョンさんの職業はお医者さんとのこと、納得です。
生真面目で細かいジョンさんとフロリダの大地で陽気におおらかに育ったジェシカさん、好対照でほほえましいご夫婦です。


ゆきが食べ物の写真を撮ると聞くと、彼も同じくランチを激写。
これは今日のベストショットだと気に入っていました。
これから食事の写真も撮るらしいです。


番号付きリスト

ちょっと昼寝してから川下りです。

川の上は涼しくて、筏に乗ってのんびり進みます。
途中でゾウが人を乗せて川を渡ってたり、急流を下ったりと満喫。


これで今日のメニューは終わり。そのままホテルまで送ってもらいます。


晩御飯は久々に肉の塊を食べたくて鶏肉のお店へ。
結局2人で丸々一匹を食べてしまいました。

なにやら、にんにく醤油っぽいソースを使っておりGoodです。
他にもビールやら260バーツ(850円)
少し贅沢をしてしまいました。

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