激走！ついにバンコクへ！ 2/7 シェムリアップ⇒バンコク

今日は丸１日移動なのです。
カンボジアのポイペトを通ってから国境を越えてタイへ入国。
その後一気にバンコクにいくのです。この1日バス移動でもチケットは1人10ドル。
激安です！

７時のピックアップだったのですが６時５０分にバスが来てしまいました。早いよ！
急いでチェックアウトして、バスに飛び乗ります。
あっちこっちのゲストハウスから人をピックアップして結局ホテルの近くのチケットを買った旅行会社へ着きました。
なんだ、、これだったらゆっくりチェックアウトしてホテルから直接来たらよかった。。

すると、トントンと肩を叩かれて振り向くとホテルの親切なスタッフが！
「忘れ物でもした？」と慌てて聞くと、「鍵を返してください」だって。
バタバタしててルームキーをそのまま持って来てしまいました。 ごめんよ～！
急いで返すと、彼は穏やかに微笑んで静かにバイクに乗って帰ってきました。
どうもありがとう。そしてごめんなさい。

そんなことがありつつ、実際に乗るバスを待ちますがなかなかきません。
９時ごろにやっと来て乗り込みますが、このバスが凄い！

普通大型バスはバスのお腹の部分に荷物入れがあります。
しかしこのバスにはありません。
でも、乗る人はほぼ全員が旅行者で大きな荷物を抱えています。

どうするかというと、まず一番後ろの座席に荷物をぎっちり入れます。
その後、バスの真ん中の通路にどんどん積み上げていきます。
休憩のときは荷物を乗り越えて降りなければいけません。
こんな感じ！↓




自分の荷物が休憩のたびに踏みつけられると厳しいです。。。
大事なものを入れてなくてよかった。



そして、いざカンボジア側の国境の町ポイペトに向けて出発です。

「おお！地平線が見えるね～」なんてことを言っていられたのは最初の30分ぐらいです。
やがてバスはとても、とても、とても揺れだします。
道は舗装はされてなくもうすごい感じで揺れます！
途中からなんだか面白くなってくるぐらい揺れます！
本当に揺れます！山を登ってるの？ってぐらい揺れるぜ！わっしょい！



そして、休憩は15分と言われると30分、30分といわれると1時間ぐらい取っています。
なんだか大変な思いで国境の町ポイペトヘ到着！

バスから降ろされて、変なシールを渡され胸に貼っておくようにます。我々は白。
ここからそれぞれイミグレーションを通過するのです。



カンボジア側の出国スタンプを押してもらっているけいじ。
周りには同じバスに乗ってきた旅行者がたくさん並んでいます。
タイ・カンボジアの国境地帯を歩くけいじ。
黄色いパックケースが目印です。旅行者以外にも地元の人やトラックドライバー、商人、軍隊、物乞いなど国境にはいろんな人たちがいます。


無事に橋も徒歩で越えて、タイ側のイミグレーションへ。3カ国目です。

と、イミグレーションを出たところでシールを見つけたタイ側のバス会社スタッフに呼ばれ、しばらく待てとのこと。
どうやらさっき胸に貼ったシールでこの先乗るバスが分けられているらしく（でもシールもらったとき何の確認もされなかったけど）、我々白チーム20名ぐらいは待てど暮らせど呼びにきません。
何回も、いろんな人が確認に行きますが、「Just a Moment」の一点張り。
誰かを待っているようです。


ついに、我々を呼びに来るまで国境でまつこと3時間。。。。
物乞いの女の子も我々に飽きて傍らで遊び始める始末です。
赤ちゃんを抱いてゴム跳び。上手だねぇ。

タイのバスに乗り込んでバンコクを目指すのかと思いきや、またすぐに３０分休憩だって！
まだ3人着てないから待つとのこと。みんなぶーぶー言ったけどどうしようもなく、ただ待ちます。

国境では約4時間待ちました。。。
結局バンコクに着いたのは夜の八時過ぎ。。
12時間以上の移動で、休憩を含めて待っていた時間は5時間ぐらいです。
まあ、安いから文句は言えないかもしれないがちょっとしんどい。。。

あとで、バンコクの旅行会社の人に聞くとカンボジア国境はトラブルが多いらしい。
特に追加料金を取られなかっただけでもラッキーらしい。

バンコクに着いても夜なので、目星をつけていたカオサン通り近辺はみんないっぱい。
なんと、かなりのホテルやゲストハウスが空室なしなのです。

困って、ゆきを荷物番にしてレストランで待たせている間にけいじが部屋を探しに行きます。
まあまあの部屋をなんとか見つけて、戻るとゆきがいい情報をゲット。

なんと、待っていたレストランの奥にホテルがあって、空室がありそうとのこと。
バスで一緒だったおじさんが教えてくれたそうな。

早速見に行って、ちょっと高かったけど決めました。
何とかなってよかった。おじさんありがとう。
そして、外人受けがいいゆきに感謝。ツイてるね。

やっとこさ落ちついたのでバンコク到着記念ご飯を食べます。カレーが辛い！

宿が決まると心も落ち着いてゆっくり味わえます。

無事HSBCからお金も引き出してタイバーツも確保します。

スイカのシェイクを飲みつつ、ぶらぶらカオサン通りへ出かけます。
世界中のバックパッカーが集まる世界でも有数の場所なのです。

歩いている人の7割ぐらいが欧米系、残りが中国・韓国・日本のアジア系、1割が地元のタイ人という感じです。

都会の活気に圧倒されながら歩いていると、なんと小さい象が歩いてきます。

写真を撮ったり、餌をもらったりしてお金をもらっているようです。っていうか、都会に象って！

驚きながら部屋に戻ってひたすら寝ます。もうぐっすり！
とりあえず宿が見つかってよかった！