早くもアンコールワット最終日です。
ツアー客が必ず訪れるというプノンバケンからの夕日を見に行きます。
アンコール遺跡でも一番の夕日の名所なのです。
昨日の疲れで2人とも朝寝坊。ネットが使えるレストランで朝ごはんを食べながらブログを更新します。このオムレツはチーズ入りです。
これにコーヒーとフルーツ盛り合わせがついて、2人前5.5ドルです。
東京よりも安いですが、東南アジアの物価からすると高いですね。。。
お昼頃にホテル1Fで待っているとレセプションの穏やか親切ボーイさんが「Mr.スレイは今日これない。代わりのドライバーが来ているよ」って教えてくれた。
代打のドライバーはMr.ヤー。ヤーさんはシュレックに似ているのんびりした感じの人です。
まあいいやって乗り込んで行くと、スレイさんから途中で電話が掛かってきました。
スレイさんいわく「今日はいけなくてごめん。実はファミリートラブルがあって」とのこと。
ヤーさんの様子を見ているとスレイさんの「ファミリートラブル」は病気とか深刻な感じではありません。ちょっとニヤニヤしています。
けいじは嫁さんとけんかしたのかな~と思いましたが、ゆきは「今日の料金を値切りすぎたからサボったんじゃないか」
男と女でいろいろ予想も異なります。
そんなこと関係ないやって、今日は近場のアンコールワット・アンコールトム・バイヨンを見学後、プノンバケンという夕日の名所へ行く予定です。
今日は値切ってトゥクトゥクは13ドルです。
まずはバイヨンへ
バイヨンの微笑みの素敵な笑顔を堪能します。顔はアンコール朝が征服した民族の神様とも、シバ神とも、仏教のお釈迦様とも言われていますが、いまだにわからないそうです。
壁画を注意深く見ると面白いものがいくつかありました。
基本、人は横を向いている状態で描かれるのですが、ふんどしを付け直している男は立体的に描かれています。
なぜふんどしなんでしょうか?
次にゆきのお気に入り、象の庭園へ。バイヨンから歩いていきます。象の彫刻がずーと続いています。
こんなに一生懸命にクメールの人が作ったのに、滅びるとジャングルに埋もれてしまうんですね。
そのあと、再びトゥクトゥクに乗り込んで、最後のアンコールワットへ!
前に行ったときはかなり興奮してて写真をあまり撮っていませんでした。
Oh!ぴよちゃんを入れて写真を撮りました。
今日も観光客がたくさんいますね。世界中から遺跡を見に来ているのです。
プノンバケンとはアンコールワットとアンコールトムのちょうど中間にある小高い山です。
この山からみる夕日はツアーなどでも必ず盛り込まれているそうです。
ところで、カンボジアは10年ほど前まで内戦をしていました。
アンコール遺跡はカンボジア内戦時にはポルポト派は内部に立てこもっていました。
周りにお堀と城壁があるので使いやすいし、世界的にも有名な遺跡なので攻められないと読んでいたそうです。
彼らは極端な社会主義者で宗教や遺跡を認めない考えでした。
遺跡を占領するだけでなく、彫刻や遺跡自体を破壊しました。
アンコールワットの中には彫刻や神様の像の顔がよく壊されています。
自然損壊ももちろんありますが、ポルポト派の兵士が組織的に破壊したそうです。
カンボジア人の手によって自国の大事な遺跡が破壊されたというのは歴史の皮肉というか、なんというか、、、
このプノンバケは見晴らしがいいことから、見張り台として使われ、遺跡の四隅に大型の高射砲が備え付けられていたそうです。
その見晴らしがいいプノンバケンからアンコールワットを撮りました。
ジャングルの中に突如にょきっと飛び出しています。
そのまま、日没を待ちます。うーん!綺麗!そして、夕日に浴びて赤く染まるアンコールワットも美しいです。アンコール遺跡はとてもいい場所でした。また来よう!
今日はカンボジア最後の夜です。ちょっといいレストランでご飯をしました。
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