昨日のジャングルに沈む夕日に大感激したので、朝日もきっとすごいはずです。
本日の予定は、1、アンコールワットで朝日 2.昨日回りきれなかった遺跡 3.遠方の2つの遺跡(バンテアイ・スレイとクバールスピアン)
かなり足を伸ばしてアンコール遺跡をがっつりみちゃおうという考えです。
とにもかくにも早起きしなくちゃ始りません。
朝もまだ暗い4時半頃に起床、5時ホテルを出発。
トゥクトゥクドライバーのスレイさんはもうばっちり準備して待っていました。
頼んどいてなんなんですが、お疲れさまです!
昨日と同じルートでアンコールワットへ向かいます。
吹きさらしなので朝は少し寒いです。
真っ暗な中、他にもトゥクトゥクやミニバスなどがアンコールワットへ向かっています。
みんな遠くの国からカンボジアへやってきて朝日を見に行くのです!
きっとものすごいものが見れるんじゃないかと盛り上がってきます。
早速昨日見学したアンコールワットへ入場。こんなに暗いのにチケットの確認を係員がやっています。お客さんが早ければスタッフはもっと早いんだね。お疲れさまです。
アンコールワットの中庭にある絶好の朝日ポイント(らしい)池の前に陣取って朝日を待ちます。
周りにはすでに観光客が集まってきています。イス持参の気合が入っている人もいます。
と、と、と 上がってまいりました!素敵な朝日が!
アンコールワットのちょうど向こう側から朝日がどんどん上がってきます。これがまた美しい!
我々は結構明るくなるまで見ていました。
美しいですね。
↑こんなにたくさんの人が朝日を見に来ています。
↑アンコールワットの中は広いです。こんな遠くにも朝日を見ている人たちが!
昨日見つけられなかったアンコールワット内に残る17世紀の落書きを見に行きます。
江戸時代の日本人が訪れて落書きを残したのです。
偶然、別のお客さんの案内中のガイドさんが説明をしていました。
お金は払ってませんが隣でふむふむと聞きます。
案外高いところに落書きはありました。2メートル50センチぐらい。
落書きをするときにはしごにでも登ってしたのでしょうか。。。
興奮冷めやらぬ中、遺跡めぐりに出発です。
タ・ケオという遺跡を見たのですが、これは建設途中で放棄された遺跡です。
これがまたアンコール遺跡群の中でも一番危険な登りと降りでした。
かなりの急勾配を階段にしがみついて登っていきます。
アンコール遺跡で落ちたくないな~、怪我したくないな~とこっちも必死です。
しかも、タ・ケオなんて地味なところで骨折とかしたら帰国だし、かっこ悪いし、、、
もちろん、ゆきはこんな急勾配を登ったことがないようです。
命がけ(のつもり)でよじ登りなんとか2人で一番上まで上りました。
マンションの6-7階ぐらいでしょうか。こんなに岩にしがみついたのは生まれて初めてです。
↑Warning !! Climbing At Your Risk! まあ、自己責任で登ってくれとのこと。
アンコール遺跡でこれが出ていたのはタ・ケオのみ。
その後、少し遠目の2つの遺跡目指して出発です。
今日も、イケメンドライバースレイさんは出発直後、もぞもぞポケット探っています。
やっぱりクセなんだね。
トゥクトゥクでのんびり牛やら鳥やらいる田園風景の中を1時間半ぐらいぶっ飛ばします。
吹きさらしの中にいるのですから、決して寝やすくはないのですが、ゆきは寝ています。
ゆきはたいていの環境で寝れるようです。けいじの方が意外と寝れないのです。
繊細な自分に驚きます。
バンテアイ・スレイ遺跡は赤土の中あります。
とても精巧な彫刻が残っています。
彫刻自体とても美しいのですがその中でも特に女神のレリーフが東洋のモナリザと呼ばれているそうな。
この女神さまにほれ込んだフランス人青年が、女神像を盗み出したんだとか。
でも、ばれてつかまってしまい強制送還されてしまいました。
ところが青年はあきらめきれずに、この体験を元に女神像について小説を書いたそうです。
のちにフランス文化相となるアンドレマルローです。
確かに美しい、かわいらしい女神様です。
この女神像には柵があってあまり近づけません。ところが大きなカメラを構えてロングショットで狙う人たちが!
旅行をしていると大きなカメラを抱えている人たちに出会います。
彼らは本当にカメラが好きらしく、なんでも撮影します。普通の草花でもアップで撮ってます。
別にカンボジアまで来て雑草とか花とか撮影しなくてもいいと思うんだけど。。。
しかも、カメラ好きが持っているカメラはCanon,Nikon,Sonyです。
日本製はやっぱりいいんですね。
また、ここから30分ぐらいトゥクトゥクで飛ばします。
そして、早めのお昼ご飯を食べてから山登りに取り掛かります
クバールスピアンは山の上にあるのです。
山道が意外と険しく、急勾配をひたすら登ります。
ここも木の勢いがすさまじく、道が根っこで覆われていたりします。
今日はよく登る一日です。
今日はよく登る一日です。
ただ、緑の中を歩いていくのは気分がいいです。
クバールスピアンの目玉は川の中にある涅槃像や千本リンガです。
山の中の清流の川底にたくさんのリンガがあります。
「洗濯に使ったんじゃないの?」なんて不謹慎な事も思いますが、なんでまた川底に作ったのかもよくわかりません。
遺跡を見に行ったというよりも、山登りのハイキングに行った感じでした。
シェムリアップに戻ってきたのが、3時ごろ。
朝4時から起きているので結構もう眠いです。
昼寝をしてから、バンコク行きのバスチケットを取りにいきます。
本当は11ドルのところ、2人で20ドルに負けてもらいました。
ツイてる!
晩御飯は安く屋台で済ませます。帰る途中でなんとも大根もちを購入。
甘辛のタレが美味しいです。
明日はのんびり起きて、アンコールワット・バイヨンを見学後、夕日を見に行きます。
すごいぜアンコール遺跡!
おまけ。
ちなみにトゥクトゥクはこんな感じです。↓
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