2009年10月30日

アイスランドは水の島 6/24@レイキャビク4日目

今日はアイスランド滞在の最終日。
やっぱり大自然ツアーに行くことにします。昨日割引価格で申し込んだアイスランドの南部を回るツアーで、北極圏らしく氷河、滝、美しい村、が見れるのです。

今日は本当に青空。アイスランドは人口も車も少ないので空気がきれい。
晴れると花も咲いてきます。でも、相変わらず草だけで、木がない風景。
たちよったドライブインではプリングルスが売られていました。
1本549ISK、日本円だと約440円!物価は日本の1.5倍ぐらいかな??

アイスランド南部海岸線は結構がけも多い。
そして、崖の上から滝が!
このサイズの滝はそこらじゅうにあります。
日本人感覚だと、滝は青々とした山の中にあるんですが、アイスランドではただ水だけが勢いよく流れています。森がないし、そもそも木がない。せいぜい藪ぐらい。
そして、水の源はこれ!氷河です。
山の山頂部分が真っ白な氷河!
晴天&氷河でもう美しいこと!これまたもう!
ただひらすら寒い&オーロラのイメージしかなかったアイスランドですが、意外といいんですね。
そんなこんなしているうちに、スコーガフォスの滝に到着。
この水量、迫力、音!
よくまあこんなに水が流れてくるね~~!
滝つぼへは滝の勢いが凄すぎて近寄れません。
もう、風になってるんです。台風中継をしている感じです。
滝つぼに行けない代わりに脇の崖を少し登れます。
上からは海岸線も見えていい感じです!
アイスランドでは美しい「青」をよく見かけます。
今日も海も青いし、川も青いし、空も青いぜ!
滝からは虹が!
うーん。大迫力!
いいね~。滝なんてちゃんと見たことなかったけど、実はいいんじゃない?
滝の次は氷河。
なんと、氷河に触れるらしい。バスは幹線道路から脇道に入ります。
未舗装のがたがた道を20分ぐらい行くと、ガイドさんが「あれ」と指さします。
これ、氷河です。
Oh!ピヨちゃんの後ろにある、黒っぽい塊です。
氷河って氷が出ているものじゃないんですね。
んー。ちょっとがっかりしちゃいました。
なんだかきれいな白い&青いのかと思っていたけどさ。
近づくとだんだん寒くなってきます。そう、氷河の周りは気温が低いんです。
だって氷の塊だからね。
近づいて、よーく見てみると氷の中のほうは青い!
「青」です。なんで水は青いんでしょうか??素敵な青です。
アイスランドでは水のいろんな状態を見ます。「蒸気」や「温泉」、「氷」、「水」、「海」、「雪」。。
最果ての島なだけでなく、水をより感じるところです。
氷河の氷は壊れやすくなっていて、手でも塊から小さい破片を剥がせます。
何万年前に凍った水なんでしょうか???
この氷ができたころはマンモスとか、恐竜とかいたのかな?
氷河を楽しんで、また舗装道路に戻る途中、バスから外を見ていると大きい岩がごろごろしてる。
ガイドさんがいうには、氷河が山頂から運んできた岩なんだって。
岩も旅をするんだ。。。
氷河ってなんでもかんでも単位が大きい。人の歴史は氷河の歴史に比べれば短い。
氷河の歴史には今の温暖化現象は刻まれるのかな??
不思議だね。
ってなことを話し合いながら、お昼ごはんはやっぱりハンバーガー。
本当にアイスランドはレストランにメニューがない。スープとハンバーガーしかない。。。
アイスランドに来てから毎日ハンバーガー。。。。(泣)

ご飯を食べた村はアイスランドで一番きれいな村。ヴィーク。
これはまたこれまで旅行で訪れた中でも一番きれい。
美しいうえに天気もいいし。もう最高だぜ。
問題は、写真でうまく撮れてない。残念なんです。。。。 アイスランド最南端の村っていうだけだったけど、本当にいい。
(食事と値段を除けば)僕らはアイスランドが好きになってしまったらしい。いいね。
このヴィークの近くにはブラックサンドビーチ(黒砂の浜)がある。
まあ、その名の通り砂が黒いんです。まあ、なるほどって感じで。
天気がいいです!
ブラックサンドビーチの端っこにこんなへんな角柱型の岩が。
遠目には結構ちっちゃく見えるけど、実際の大きさはゆき一人分ぐらい↓
なんでもスケールが大きいと面白いね。
日本にもこういう変な角柱型の岩とかあるのかな??
さすが、火山島。いろんなものがあるんです。
ツアーは帰り道にちょっと寄り道。民族博物館みたいなところに寄ったんですが、意外と面白い。
アイスランドに住み始めたバイキングはこんな家に住んでたんです。
寒いからね。アイスランドは。土の中に半分潜るような感じで住んでたんだね。
ドワーフとかの妖精っぽいね。
こんな家の中は、やっぱり狭い。天井低い。そういえば、アイスランド人は小柄。だんだんちっちゃくなっていったのかな??
展示を見ていると本当によくアイスランドの厳しい大地で生き延びて来たなと思う。
だって、木がないし、森もないし、草しかないし、寒いんだぜ。冬は真っ暗だし。
人って強いみたいです。
念のため、「地球の歩き方」のリンク↓
http://www.arukikata.co.jp/webmag/iceland/guide/icel_sw04.html
アイスランドについて結構面白いことが載っています。
最後にもうひとつ滝を見て帰りました。
この滝は、流れ落ちる水流の後ろに入れるんです。
水でぐしょ濡れになっちゃいますが。。。。初めて滝の裏側に入りました。。。
しかし、この島はなんにもないのに、水はたくさんある。
インドなんて、乾いた土地なんてたくさんあるのに、水は全然ない。中東もそうだし、中国もそう。
アイスランドは世界的にも珍しんだろうな。水が余っている国って。
不思議で特殊な国だ。

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