2009年2月15日

クチトンネルとゴージャスディナー 1/31 In サイゴン

今日も快晴です。
サイゴンに着てから毎日快晴で暑いです。34-5℃はあるんじゃないでしょうか?

朝から1Dayツアーでクチトンネルに行ってきます。
クチトンネルとはベトナム戦争時に、北ベトナム側のゲリラが構築した地下トンネルです。
中にはゲリラ兵士が隠れたり、武器をしまうだけでなく、基地になっています。
厨房や食堂、病院まであったそうです。
このクチトンネルはベトナム戦争で約10年間ほどゲリラ兵に実際に利用され、
アメリカ軍も結局占領できなかったベトナムではとても有名な場所なのです。
けいじは7年前に行っているのですが、面白かったのでゆきと一緒に再挑戦です。

と、ツアーでやってきたのはなぜか路線バス。でもエアコンが効いて快適です。
まあいーやって乗り込んでサイゴンの街から2時間ほどバスで行きます。

途中で休憩があったのですが、民家でライスペーパーを作っていました。
一枚一枚手作りしていました。
今は機械で作ってるんだろうけど、昔から手の込んだことをしていたんだね。
↓クレープみたいに一枚ずつ薄く延ばして軽くあっためたものを、、
↑ 天日干しです。
がたがた道を更に1時間ぐらい。クチトンネルに到着です。
入り口にはとても綺麗な建物が建っていました。前着たときは小屋が1つあるだけだったのですが、、
観光はお金になるから整備したようです!
英語のガイドさんについていざ出発。

と、森の中を歩くこと3分ほどでトンネルの入り口発見。
わずか縦30センチ、横40センチで小柄なベトナム兵のみ通れるようになっています。
こんな風に、蓋を頭の上に載せて下に入ります。
↓この通り!わかりません!
つまり、今我々が立っている林の地下にはトンネルがあるのです。
あっちこっちに入り口があったり、料理をする際の煙を逃す煙突穴などがあります。
ちょっと普通の人には見つけられません。

その先には罠の展示もあります。戦争時には罠をジャングル内に仕掛けたそうです。
なるべく多くのアメリカ兵をけがさせることが目的なんだとか。。。。
アメリカからやってきて仲間がこんな罠で怪我したらと考えると、、厳しいです。
戦争はいやですね。

どんどん進んでいくと、ライフル銃を撃てる場所があります。
けいじとゆきも挑戦!
しかし、これまたものすごい音です。
耳栓をして撃つのですがこれが全然ダメで、頭にがんがん鳴り響きます。

ちょっとふらつきながら、いよいよ見せ場のトンネルに入ります。
これは観光用に広げたトンネルです。
しゃがんだ格好のままどんどん進みます。
地下はとてつもなく暑く、汗だくになりながら真っ暗な中を前進!
暗闇は本当に怖いです。

地上に上がってみると、実際に進んだのは15-20メートルほど。汗だくです。。
我々が入ったのは観光用に大きくしたもので、実際には40センチ四方の通路だったそうで。。
戦争やるからにはこれだけの覚悟が必要なんだね。
↓これがクチトンネルだ! 一番深いところで20-30メートルだそうです。
早い話がアリの巣ですね。

さて、2時頃にサイゴンの街に戻ってきます。
サイゴンの中心地にあるアヘン工場の跡地にできたカフェに行ってきました。
フランスは植民地時代に政策としてアヘンを大量生産していました。
東南アジアの山岳民族は元々アヘンを吸う習慣があったようです。
これをせっせと工場で作って中国に輸出していたのです。
麻薬を国が作って、売りつけてたなんて無茶苦茶しますよね。

現在でもこのアヘンはいろんな勢力が奪い合っていますね。
タイやミャンマー、ラオス、アフガニスタンなどなど。。。

そんな歴史もありつつ、本当にサイゴンの街の中心部(大聖堂から徒歩5分)にあるカフェは
今ではこんなおしゃれです。でも、大きな門にはケシの花のマークがありました。

中途半端な時間ですが、今夜はベトナムで贅沢をするのです!
ベトナムはフランスの植民地だったのでフレンチのお店がたくさんあります。
なので、ゴージャスにフルコースを食べてみようというのです。

いろいろ回って店定めをします。贅沢といっても高すぎてもまずいので、、
最終的に高級ホテルの中にあるフレンチのお店に決定!
こんな素敵なお料理を堪能しました。ワインとサービス料込みで62ドル。安い!




円高でツイてる!
円高の今に海外に行かないと損ですよ!次の円高はいつかわかりませんからね!
おまけ。
子供を見かけました。日本の子供と同じように戦隊物の服を着ています。
悪ガキっぽいですね。

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